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「どういう…ことだよ…。それ…」
おそ松が信じられないとでも言いたげな目で私を見つめる。
他のみんなも同じ。目を見開いている。
どういうことも、こういうことも無いよ。
「まんまの意味。…私は、あなた達の妹でもないし、松代さんの子供でもないの。……引き取ってもらっただけの、赤の他人。」
そう、あなた達に迷惑をかけすぎた、他人なんだ。
「冗談…だよね?」
トド松が震える声で私に問いただす。
けど、ごめんね。
こんな冗談、言うわけないでしょ?
「ごめん、ホント。」
その言葉に、みんなは愕然とする。
けど、すぐにおそ松が立ち上がって、拳を振りかざす。
「お前っ!!冗談だろっ!!嘘だろ!!何言ってんだよっ!!」
そうして下ろされる拳に思わず目をつむる。
けど、なかなか来ない鈍い痛みに、目を開ける。
おそ松をカラ松が押さえていたのだ。
「てめぇっ!!ざけんじゃねぇよ!!だいたい何でお前はそんな冷静なんだよっ!!」
「───知ってたからだ。」
「─はぁ?」
思いもよらないカラ松の言葉に、思わずおそ松は脱力してしまう。
私も、驚いた。
「カラ松兄さん…?」
「すまない、この前、sisterの様子が気になってな。……とりあえず、話すから座ってくれ。」
*
「一週間ほど前の話…だ。…sisterが慌ててマミーを探してて…何かあるんじゃないかと思ってな。……そのあと、客間に二人で行く姿が見えて。…盗み聞きは悪いとはわかってはいたが…すまなかった。」
あー…聞かれてたんだ…
ま、だからって別に…
「どうせ、言うつもりだったし…フォローしてくれたし…別に、良いよ。」
いや、なんかもう、逆にありがとうだわ。
おそ松のあの鉄拳だけは食らいたくはないしね。
「……まぁ、それでも信じられないって言うなら…証拠って言うか…手紙ならあるけど…」
私が手紙を取り出すと、みんなそれに群がる。
「……俺、なんとなく覚えてる気がする…。」
一松が呟いた。
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モノクロアリス(プロフ) - 桜さん» コメントありがとうございます!!頑張って更新しますね♪ (2016年6月21日 6時) (レス) id: 588f4773fd (このIDを非表示/違反報告)
桜 - 続き待ってます! (2016年6月21日 0時) (レス) id: a4c5690381 (このIDを非表示/違反報告)
モノクロアリス(プロフ) - ノンのんさん» コメントありがとうございます!!そう言ってもらえるとうれしいです♪これからも頑張るので、よろしくお願いします! (2016年6月16日 6時) (レス) id: 588f4773fd (このIDを非表示/違反報告)
ノンのん - 続きが気になってしまいました!楽しみにしています!∂∀∂ (2016年6月16日 1時) (レス) id: 73664a4e4a (このIDを非表示/違反報告)
モノクロアリス(プロフ) - ちょこさん» ありがとうございます!!どちらも応援していただき、嬉しいです!!これからも頑張るので、よろしくお願いします! (2016年6月15日 18時) (レス) id: 588f4773fd (このIDを非表示/違反報告)
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