無気力系毒舌少女の憂鬱〜part2〜【おそ松さん】

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「母さんいるっ!?母さん!!」



私はこれ以上無いってくらい焦りながら母さんを探す。





そうだ。私はアルバムを見ないんじゃない。見させてくれなかっただけなんだ。



ちょうど、母さんが大事そうに仕舞うのを目撃したから今、手元にあるのであって、そうだ。








ねぇ、母さん。私に何を隠してるの？この手紙は何？







もしかしてさ…









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私は松野Aじゃないの？





「ん…どうしたんだ？my sister。」



家の中をドタドタと走り回る私にカラ松が話しかける。


とっさに肩をガシッと掴んでしまう。





「ねぇ!!母さんはどこっ!?父さんでも良いけど!!」




そんな私の様子に戸惑いながらも、「マミーは台所にいるぞ…？」と答えてくれる。


「ありがとっ！」





そう言ってその場を離れようとする私の手首をカラ松が掴む。


「なぁ、何をそんなに慌てているんだ？sister、何かあれば俺を頼ってくれたって良いんだぞ？」


「……っ。何でもない…から。」






手を振りほどくと、カラ松は少しだけ顔をしかめるが、すぐに「そうか…」とその場を去った。





もしかすると、もう、sisterって呼んでくれないかもしれない。心配してくれないかもしれない…。







真実を知っちゃいけない気がするけど…









…でも、私は─────…









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何も知らないままなんて、そっちの方が惨めだと思う。

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