無気力系毒舌少女の憂鬱〜part2〜【おそ松さん】

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今日は珍しく暇だ。もう昼間の1時、2時になるというのに、今だしたいことが見付からない。



こんな日は、去年を思い出してしまう。



中３だった私は、受験勉強だ!!なんて毎日が勉強のオンパレードだったのに…




こんなに暇だと、逆に恋しくも感じたりする。




「暇だ…」



自室を出て、居間に向かう。テレビでも見ようかな。…いやでも、こんな時間帯なんもやってない…




ガラッ



私が居間の襖を開けると、兄達と目が合った。…が、2,3秒も経てば、興味を失ったのか、各々のていたことにも戻る。



……あれ？






「一松は？」



そう、珍しく一松がそこには居なかった。よく遊びに来る猫が寂しげに窓の向こうに居座っている。




「our brotherは昼食の後、どこかに遊びに行ったぞ？」


「カラ松って異様に英語の発音良いよね。…へぇ、珍しいこともあるもんね。」




暇なら外に行くってのもありか…






もしかすると一松と遭遇するかもしれないし。







「私も外…行こっかな…」

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