無気力系毒舌少女の憂鬱〜part2〜【おそ松さん】

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野球、と言っても、今日はキャッチボール。



たまに打ったりもするけど…今日はなんとなくそういう気分じゃないから。





「ナイスボールｯ!!Aちゃん、上手くなったねー!!」


「ありがとー。」





ニコッと笑いながら言う。


いつも十四松は褒めてくれる。素直だからだよねー。カラ松は置いといて、トド松とか言ってくれないし。



他のメンツとはそんなに関わらないからなぁ…







…そういえば、一番話さないのって…もしかして、チョロ松…？




あの人はいろいろとしっかりしてるからなぁ…。アイツもアイツで私のこと避けてるんだよね。空気を読むって言うか…何て言うか…





「Aちゃん…？今日、ぼーっとすること多いけど、どうかした？」



気が付くと十四松が私のすぐそばに来ていた。あらまビックリ。





ヤッバイ、今日、集中できない…。もぅ…全部一松のせいだかんな。



「んーん。何でもない。」




変な心配をかけないよう、また笑顔で言った。



いつもならここで終わる。けど、今日は違うみたい。







「何でもない訳無いよね？どうしたの？本当に。今日、何かおかしいよ？」


「…」




こんな真剣な顔の十四松、久しぶりに見たかも…。




十四松は変に勘が鋭い。





…さて、どーしよっか…

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