無気力系毒舌少女の憂鬱〜part1〜

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「終わった…」



とうとう終わった…学校の期末テストが…。finishいや、end。これは一週間後のテスト返しで心が泣き叫ぶパターン…。



「A!!どうだった？テスト、どうだった!?」


「うわっ、日和。いや、何かもう…。」


「あ、何か察したわ。」


「うん、察して。」




この子は日和。学校で一番仲良い子なんだ。普段一緒に行動している。…まぁ、言わば唯一の私が頼っても良い人材…。




だってほら、私にはあぁいう兄が(以下略)




え？いや、別にいつも無愛想な性格してる訳じゃないからね？友達くらいいるから。





「あー、疲れたぁ…全てのエネルギーテストに費やした感じ。軽く50年分の寿命継ぎ足したわ…」


「いや、それ死んでるから…」


「例え話だって〜。あ、今日一緒にスタバァ行かない？」


「スタバァ？良いよ。」





私がそう言うと、日和はいたずらっ子な顔をして、「このあと塾の自習室行きたくないんだよね〜」って。



いや、勉強しろよ…





まぁ、今日は頑張ってたしね。もちろん、私も。




「よし、じゃあ、ホームルーム終わったら行こっか！」


「りょーうかい。」





スタバァか…。何か久しぶりだな…。最近テスト勉強で忙しすぎたし…。




え、スタバァ？…ここから一番近いのは…駅前のスタバァ…









トド松、今日休養日だっけ…？

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