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「相席、良いかな。」


別に嫌ではなかった。
かといって、座ってほしい訳でもない。



でも、何となく「嫌」とは言えなかった。


「…好きにすれば。」


そう言うと、兄さんは躊躇することなく私の前に座った。




それから何時間だろう…


いや、実質そんなに時間は経っていないはず。せいぜい5分くらい。
でも、私の体感的にそれくらい。


私達二人は気まずい空気の中、沈黙だった。





そんなとき、私はあれっ?と思った。


何でこんな気まずいんだっけ。


喧嘩してた訳でもない。ただ久しぶりの再会をしただけ。





そう思うと、ふっと心が軽くなった。


それでも、無言のままでいる兄を目の前にすると、私からは何も言い出せない。




「Aちゃん。」


そんな中、私達二人以外の者の声がした。


「何?トド松君。」





助け船のつもりだろうか。


カウンターにはサッちんが代わりに立っていた。



「Aちゃんは、コーヒー、好き?」








______…は?

○→←久しぶり



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めみお(プロフ) - すごく心がほっこりしました((←面白かったです! (2017年3月5日 22時) (レス) id: 58e24e3a39 (このIDを非表示/違反報告)
壱乃夜 茲菜(プロフ) - なんかこういうの珍しいな〜って思ってなんか自然体で面白かったです。 (2017年3月4日 17時) (レス) id: fbb5573b95 (このIDを非表示/違反報告)
モノクロアリス(プロフ) - ルアさん» コメントありがとうございます!!とても…とてもっ励みになります!!((((これからも、頑張っていくので、よろしくお願いしますキリッ (2016年12月2日 20時) (レス) id: 588f4773fd (このIDを非表示/違反報告)
ルア - 面白かったです!更新楽しみにしてますね! (2016年12月2日 19時) (レス) id: 717ccb223a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:モノクロアリス | 作者ホームページ:  
作成日時:2016年10月16日 12時

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