其の四十二 ページ11
ただ今、真っ白な着物を纏った彼と睨み合うこと約5分。
…なにこれ。
「何でここにいんの。」
「いやぁ…そんなこと言われても…。特訓に?」
「来なくていーし!」
「ちょっとさぁ、生意気だよ?とどめ鳥君。」
「トードーまぁーつぅー!!いつになったら僕の名前覚えてくれるわけ?」
「君が態度を改めたらかな。」
「はぁ?」
「……ねぇ、うるさい。」
「君こそ関係ないよねくそ猫が。」
「あ゛?」
「何で…こいつら、こんなに仲わりぃの?」
さぁ、何でだろーね。
つーか、おそ松見てないで何とかしてよ。君の弟でしょうな。
「え?やだよめんどくさい。」
くそこの名だけの長男が(((((
「…っと、言うか、意外だよな…」
「何が?」
唐突にカラ松がそう呟いた。
ほんま、何がや。主語が足らんぞ。
「いや…昔特にAになついていた二人なんだが…」
「あー、言われてみれば…」
長兄がそんなことを話し出した。ナニソレ、初耳ぃー。
そんなに前世と今、違うのか…性格とか、外見とか…
ま、前世と今じゃ関係無いか。
「あ、でも、性格は似てるよな〜」
「マジか。」
「あぁ。昔っからお転婆だったもんな!」
「ごめん、おそ松。そんな私お転婆してないと思うよ?」
おそ松はそうか?と言い、へへっと笑った。
「なぁー、何がそんな気に食わないんだ?トド松。」
「はぁ?…前のAちゃんは優しかったし!!今はぜんっぜん違う!!」
いや、もう会った瞬間から私のこと毛嫌いしてるよね君。
何、一目見てこいつは優しくないとか判断したの?
やっぱこいつムカつくわ。
「ったく…いつからそんなひねくれた性格してるのか…」
おそ松はあきれ半分、どっかへ行ってしまった。
「…ふんっ」
トド松も山奥の方へ。
どうしよ…私も、家に帰ろうかな…
よし、帰ろう。
「……ねぇ。」
「…あ?」
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モノクロアリス(プロフ) - フヨフヨ(´Д` )さん» おー!888できれば、ここにログインしたやつでコメントしてくれないかな?そっから飛びますから! (2017年3月22日 20時) (レス) id: d795d01c61 (このIDを非表示/違反報告)
モノクロアリス(プロフ) - さくらさん» コメントありがとうございます!これからもがんばって更新していくので、よろしくお願いします! (2017年3月22日 20時) (レス) id: d795d01c61 (このIDを非表示/違反報告)
フヨフヨ(´Д` ) - ログインしましたよー、名前もハルバルに変えましたー!! (2017年3月22日 10時) (レス) id: daa35ab10b (このIDを非表示/違反報告)
さくら - 続きが楽しみです!!更新待ってマース! (2017年3月18日 22時) (レス) id: 82bd22f655 (このIDを非表示/違反報告)
モノクロアリス(プロフ) - フヨフヨ(´Д`)さん» お元気ですぅ((((お疲れ様~!第一志望合格しました!!888ウェイ。ログインできたらまたボードで話そ~ (2017年3月11日 13時) (レス) id: f594ebc912 (このIDを非表示/違反報告)
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