【刀剣乱舞】ちょっと待って？乗っ取られて出て行こうと思ったら思ったらレア5と初期刀と初鍛刀が付いてきたんですけど！？ (ページ38)

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まあ、親の事は全く話してなかったし、皆(プロポーズしに行った宗近さん以外)ポカーンとしている。

『し...紹介遅れてごめんね。この方達は私の父親と母親。まっ、まあ...宜しくね』

親を紹介するのがこんなに恥ずかしいとは思わなかった。
どうしよう、親が変な事言って皆を引かせたら。
しかし、私の心配とは裏腹に父親と母親は薄く笑う。

「まあっ、もしかしてAの初期刀の蜂須賀虎徹さんと初鍛刀の小夜左文字さんに大包平さん、小烏丸さん、数珠丸恒次さん、大典太さんに鶴丸国永さん、後藤藤四郎さん、長曽祢虎徹さんでしょう？」

そう言って母親は手を指し伸ばして来る...っていうかあっさり真名バラすなし！

「ははっ。だって、ここまでAを支えてくれたのだろう？この子達なら神隠しはしないよ。それと、駆け落ちは僕は絶対に許さないからね！」

やめてっ、私はいわゆる思春期っていう頃合いの時期よ！
父親に抱きつかれて嬉しいわけないじゃないか、父親よりも宗近さんに抱きつかれたい...あれ？

「えっと...宜しくお願いします」

「お名前を知っているとは思いませんでした。これからも初期刀としてずっと彼女を大切にします」

「...主の1人くらい守ってみせる」

「はい。駆け落ちなどしませんよ」

「この方が主の父なのだな。父は主の父を見れてとても嬉しいぞ！」

「ああ！これからも寄り添わせてもらう！」

「一度は裏切ってしまったが、もう二度と彼女から離れない」

「いつも娘さんには弟共々お世話になっている」

「すごい！大将の父ちゃん身長大きいな！何センチあるんだ？」

取り敢えず皆も仲良くできそうで良かった...。

「僕達はまた政府に戻るよ」

「また乗っ取られたら今度は政府を半壊にしてやるから言うのよ...それと、三日月くんのこと考えておいてね」

少々不安な言葉を残して2人はタクシーに乗って消えていく。

っていうか何で宗近さんの事を考えていて...何だろう？
でも、あの母親は案外ヒントをくれているのかも知れない...でも、何でだろう。

取り敢えず後方で待機していた南海先生と肥前くんに声をかける。

『ごめんね置いてけぼりで...うちの父親と母親個性が強すぎるから...』

「知ってるよ。だって僕達も政府生まれだからね...政府にいるものたちは皆知っていると思うよ」

まさかの暴露をされて私はすごく困惑した。
よく、あのアクの強い人達と対等に喋れたな...と。