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ピンポーン
学校帰り、俺は宣言通りカンパニーのお手伝いさんになる為、寮まで足を運んだ。
『……誰も出ないな』
ピンポーン
しかし、チャイムを押しても誰も出てこない。
家を間違えたんだろうか。
いやでもこんな大きい家、寮としか思えないよな…
ピンポーン
「ねえ」
『うわあぁっ!?』
突然背後から聞こえてきた声に驚く。
後ろを振り向くとピンク髪の男子と、緑髪の女…男子?がいた。
「あんた誰」
「わ、イケメンさんだ…って、幸くん…!初対面の人にそんな言い方ダメだよっ…!」
まあ、自分の家の前に知らん人がいたら怪しむよな…
『えと、俺はここのお手伝いさんの応募に来て…』
「お、お手伝いさんですか…!?」
ガシッと俺の手を掴んで目をキラキラされるピンクくん。
『!?…う、うん。』
「あ!急にごめんなさい!ボクみたい奴に手掴まれて迷惑でしたよね、ごめんなさい!」
『うぇ!?いやそんなこと…!』
幸「はぁ…いいから、中入るよ!」
幸くんとやらは少し強引な性格のようだ。
「あ、うん!貴方もどうぞ♪」
『失礼しまーす…』
いざ!MANKAI寮に潜入します!
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作者名:えのきち | 作成日時:2018年6月3日 18時