嘘つきな唇。【 3 】

＊織姫様と彦星様 1＊ ページ7

＊＊＊＊＊＊＊

玉「 …ねぇワッター… 」


ﾊﾟﾗｯ…ﾄﾝｯ…ﾊﾟﾗｯ…

横「 …ん？」


玉「 もうさ…7月だけど…修学旅行どうなったの？」


横「 …あ〜…校長が何も言ってこねぇんだよ… 」

ｶﾞﾀﾝｯ

玉「 それって1番アヤシイやつじゃん！こっわ… 」


横「 …いや、怖いことは無いだろ…たぶん… 」
そんな椅子ひっくり返す程
勢いよく立ちあがなくても(笑)


玉「 え〜？コワイでしょ〜。急に、明日行くよ♪とか言いそう… 」


横「 …旅行だぞ？しかもまぁまぁの人数…無理だろ(笑)」


玉「 …ん〜… 」


＜ガラッ＞


ニ「 はっぴぃーたなばぁ〜た♪」

千「 あ〜いぇ〜い♪」


横･玉「｢ … ｣」


ニ「 2人共ノリ悪ーい！」

千「 ほんとだよ〜！」


玉「 …はっぴー七夕なんて言う？てか七夕は明日だろ？」


ニ「 確かに明日だけど、気分的にはもう七夕だよ！あっ！それにさ、はっぴーハロウィーンとかはっぴーにゅーいやーとかはっぴーバースデーとか言うじゃん？」

千「 うんうん！」


玉「 …ワッター… 」

横「 …平和な証拠だよ… 」


＜ガラッ＞


宮「 お玉さーん！お待たせしましたぁ！サーモンとクリームチーズのサンドイッチとエビフライサンドイッチ、あ！フルーツサンドもございまーす！…ん？よこーさんどうかされましたか？」


横「 …いや…。」
宮田さん…
玉森さんにいいように…
まぁ…
嬉しそうだからいいか…うん。

本当に平和…
なはずだわ。

バカップルが居ない。

…ふむ。

平和な時間はそろそろ…


ﾊﾞﾀﾊﾞﾀﾊﾞﾀｯ


＜ガラッ！＞


北「 よこーさん！！もうアイツやだ！！///」


横「 … 」
アイツ…ねぇ…
やだって…
太輔…また何を…


玉「 んぐっ…ガヤがまた何かしたの〜？(笑)」

ニ･千「｢ ふぐっふぐっ ｣」

宮「 …でも…北やん真っ赤… 」


北「 ！！///」


＜ガラッ＞


藤「 宏光！！」


北「 ぎゃー！！///」

ﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ

横「 … 」
俺の後ろに隠れないでくれ…


藤「 渉！宏光返して！！」


横「 …俺が隠した訳じゃねぇ… 」

北「 お前やだ！///」


藤「 ひろみつ〜… 」


玉「 ガヤ〜？ミツに何したの〜？」


藤「 え？まだ何もしてねぇよ。」


玉「 え？」


藤「 明日七夕じゃん？」


玉「 うん。」

宮「 年に1度の逢瀬…純愛ですな〜。」

ニ「 純愛〜。」

千「 あれ？でも、織姫様と彦星様ってラブラブし過ぎて仕事しなくなっちゃって神様？に離されちゃったんじゃなかったっけ？」

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