嘘つきな唇。【 3 】

＊修学旅行はどこへ行く？10＊ ページ23

北「 ん〜…このシャツ…ちょいでかい… 」

藤「 我慢しなさい。」

北「 ちぇ〜…俺もポロシャツの予備持ってきてたらよかった…って太輔っ！」

藤「 っ何？！急に大きな声だして」

北「 お前はポロシャツの着替え持ってきてたのかよ！」

藤「 そりゃね。だって絶対濡れるじゃん。」

北「 えー！？…あっ！でも！太輔、濡れないように傘さしてたじゃん！」

藤「 うん(笑)」

北「 傘持って来てんなら着替え持ってこなくてもいいじゃん！」

藤「 タオルは用意してなかったからポロシャツで拭くしかないなぁと…傘は渉のだよ(笑)」

北「 え〜…てか！じゃあ俺のも持ってきてくれたらよかっ」

藤「 彼氏の服を着る彼女って萌えるじゃん？」

北「 はぁぁ？！///」


キャー♪キャー♪


横「 ったく…太輔の頭ん中はやっぱお花畑だな… 」

玉「 んはは。あ、ワッター？ミツに言わなくていいの？」

千「 ふふ 」

二「 え？何を？」

玉「 何をって…ニカ？俺らの着替え持ってきてくれてたのは誰？」

二「 ん？ん〜…あ、そっか！」

横「 ミツの着替えは太輔に奪われた。」

玉「 え、てことは？(笑)」

横「 太輔が持ってる鞄に入ってるよ。」

宮「 ガヤさん、さすがですな！」

千「 そうまでして(笑)」

二「 すげぇ… 」

横「 凄くない。憧れるな。」

二「 えー？！」

玉「 んはは。」

千「 あっ！ねぇ！ハリー・ポッターのエリア行こうよ！」

宮「 ですな！衣装もバッチリですぞ！」

横「 衣装？」

宮「 ガヤさんから言われまして、こちらの紙袋に…んと…」

ｶﾞｻｶﾞｻｯ

玉「 …あ〜…マント…ガヤとことんだね(笑)」

横「 …ああ… 」
ミツにコスプレさせる為か…
はぁ〜…


二「 あっ！俺！バタービール飲みたいっ！」

千「 俺も飲んでみたーい！」

宮「 あ、それなら」


「 宮田くーん！」

「 買ってきたわよ〜！」

「 お待たせ〜！」

「 トレーは宮田君が返してね？」

宮「 ありがとー！」


二「 …宮っちのお願いを聞いてくれる女子がいるの？！」

千「 へ〜… 」

玉「 …何？」

千「 ん〜ん♪(笑)」


宮「 皆！取りに来て！」


二「 あ、うん。」


＊


横「 皆、宮田に頼まれたの？」

「 え？違うわよ(笑)」

「 バタービール飲んでお髭つけた北山君と藤ヶ谷君の可愛い写真撮る為(笑)」

「｢ そう♪｣」


千「 …違うって(笑)」

玉「 …だから何？」

千「 んふふ。別に〜(笑)皆さーん！有難うございまーす！」

「｢｢｢ いいえ〜♪｣｣｣」

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