嘘つきな唇。【 3 】

＊転んでもただじゃ起きない 1＊ ページ1

＊＊＊＊＊＊＊

藤「 …マジ？」

北「 …」

横「 …ああ。」

北「 …たぃすけ〜…ぅっ… 」

藤「 宏光っ！！」


横「 … 」
そんなに？！
え…
ずっと違うクラスだったじゃん。

抱き合うなよ…
どさくさで
抱き合うなよ…
あ…
最後の抱擁？
二度と会えねぇのかな？

ん〜…
実は話はまだ続くんだけど…
皆が来てからでいいか…
うん。


＜ガラッ＞


玉「 ワッター。朝一で話ってな……ミツ何で泣いてんの？」

宮「 北やん… 」


北「 た"ま"ぁ〜… 」

玉「 えっ…ぇ〜… 」

北「 …よこーさんでもムリな事あっだぁぁ！ぅわぁぁん！」

玉「 えっ？ぅわっ！？ミツ？！抱きつく相手ちがっ」

宮「 ききき北やぁぁん？！」


藤「 渉が… 」

玉「 へ？ワッター？ワッターが何？てか！ガヤ！ミツどうにかしてよ！」

北「 ぅう… 」

藤「 あ(笑)宏光おいで？ソファー座ろ？」

北「 …ぅん///」


ｷﾞｯ…

藤「 よしよし。」

北「 んふふ///」


横「 … 」
ソファーって…
太輔の膝に座らせるのね…
はぁ〜…


玉「 一体何？」

宮「 気になりますな… 」

横「 ああ。昨晩太輔から電話かかってきて…高校生活最後だし皆と同じクラスになりたいって… 」

玉「 え？皆って… 」

横「 俺等？(笑)」

玉「 …ぁ〜…修学旅行か(笑)」

宮「 おお！なるほどっ！」


藤「 … 」

北「 たまっ？！何でわかっ」


横「 わかるでしょ(笑)」

玉「 んははは。ぁ…ミツが言い出しっぺ？」

北「 ぇっ 」

玉「 泣いてたし(笑)」

藤「 俺だよ(笑)」

宮「 北やん泣き虫ですな〜。」

北「 宮田っ！！」

宮「 ごっごめんなさーい！！」

ﾄﾞﾀﾄﾞﾀｯ…


玉「 あ。ワッターにもムリな事って… 」

横「 校長にそれは無理だよって言われた(笑)無茶ブリばっかする癖にな(笑)」

玉「 春休み中なら間に合ったかもね(笑)」

横「 ああ(笑)」


藤「 くそぅ…宏光と同室になる奴等…許せね」


横「 はやまるなよ。太輔。」

藤「 いや…まっさﾂ」

横「 止めろ(笑)実はな… 」

藤「 ん？」

横「 修学旅行中…生徒会は生徒会で行動して良いってさ。」


北「 えっ？！ほんと？！///」

宮「 イタタタ！北やんっ！ギブッギブッ！」

玉「 キレイな4の字固め！んははは。 」


横「 しかも今年は二人一部屋だって(笑)」

玉「 へ〜豪華〜♪あ…行き先は？」

横「 まだ秘密だってさ(笑)」

玉「 さすがワッター。」

横「 ん？」

玉「 ただじゃ起きないね(笑)」

横「 まぁな(笑)」

＊転んでもただじゃ起きない 2＊→

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