【黒バス】大好きだったキセキの世代に裏切られちゃった少女は兄弟と一緒に復讐をするそうです【ブラコン】

story12 ページ14

あ「さつきちゃん、今日はもう帰るね」




さつき「うん。...ねえA、無理はしないでね。絶対に私の前からいなくならないでね」




あ「...うん」





ごめんねさつきちゃん。私、さつきちゃんとの約束守れないかも




・



・


・



病室を出ると、顔がにやけた。


どうやって苦しめてやろうか。うちには弁護士に、危ない組織と縁がある小説家に、やたらと人脈を持っている僧侶がいる。
それにお母さんも。情報を集めるには十分だ。



私がただなんの考えもなくいじめを受けていたとでも思ってるのか。私はそこまでバカじゃない






まず最初は一番単純そうな黄瀬涼太からだな...。



今日が金曜日でよかった









家に帰ってから最初にＳＮＳなんかに同じ学校の人として黄瀬のやっていることを事細かに書いていく。
アイツは人気モデル。ファンの食いつきは早い。


アカウントをいくつか作り、それらを見たという人を装う




もうすでに事務所に電話をしたという人まで出てきている。完ぺき。
このまま月曜まで待てば黄瀬はもう終わりだな。

いまこの状況を楽しいと思ってしまっている。やばいな私。

story13→←story11

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す