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〜浅沼side〜


彼女の家に入りソファーに座るように促された
コーヒーでいいかと聞かれたが俺は彼女のぬくもりを感じたく彼女を抱き締めた


この抱き心地懐かしい
彼女が『浅沼さん』って呼んだ

俺はあの時のように呼んでもらいたかった
だから俺は彼女にあの時と同じように呼んで欲しいと言った


すると『晋ちゃん』って呼んでくれた
昔と変わらない呼び方…嬉しかった…だから俺もAって呼んだ


Aは泣きながら俺が自分の事を忘れてると思っていたらしい
本当にバカだなAは俺が忘れるわけないだろ…俺がどれだけAの事好きだったか愛していたか…


Aが顔をあげ俺を見つめてくる。容姿は違うが雰囲気は一緒だった俺は彼女の唇に自分の唇を重ねた

最後にした口付けは冷たくなった彼女の唇だった

でも今は違う…暖かい唇……生きてる…Aはちゃんと生きてる…俺の中でずっと空いていた穴が埋まった気がして柄になく涙を流してしまった





貴『晋ちゃん…』


Aが俺の涙を拭う


浅『悪い…最後に口付けしたのAが死んで冷たくなった唇だったからお前の暖かい唇が生きてるんだって実感して…』


俺なに言ってるんだ…急に恥ずかしくなってきた



貴『そうだったんだ…ごめんね辛い思いさせて』



浅『お前は悪くないだろ?だから謝るな』


貴『うん』


浅『もう一回キスしていい?』


貴『いいよ』


再び唇が重なるさっきよりも深い口付け彼女のぬくもりを感じながら



唇が離れ再び抱き締め彼女に聞いた


浅『なぁ…記憶あるのか?』


貴『生まれた時から前世の記憶あったよ』


やっぱりそうだったのか…


貴『本当に生まれ変わるとは思ってなかったけど…ずっと晋ちゃん探してた…だから彼氏も作らなかったし恋したこともなかったよ。晋ちゃんに会えるって信じていたから…晋ちゃん一途だよ』


マジで可愛い俺は幸せ物だ


浅『マジで嬉しい…俺もお前が死んでから恋もしてないしお前を待ち続けてこの歳まできてしまった…信じていたから絶対Aは俺の前に現れるって』


貴『嬉しい…ありがとう待っててくれて』


Aが微笑む


もう失いたくないAの笑顔…



浅『Aもう俺の前からいなくならないでくれ…ずっと俺の傍にいてくれ』


貴『うん、約束する…ずっと晋ちゃんの傍にいる離れない…大好きだよ晋ちゃん』


浅『俺も好きだA』




今ここから2人の第二の人生が始まる

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しもっち(プロフ) - ユリアさん» コメントありがとうございます。とても嬉しいです。今、浅沼さんの新しいお話し書いてるのでもう少しお待ちください (6月3日 18時) (レス) id: 4d17527faa (このIDを非表示/違反報告)
ユリア(プロフ) - しもっち様、初めまして(^^♪お話読ませていただきました。とても神秘的な展開で感動しました!「生まれ変わって彼と再開して幸せになる」というシチュエーションっいいですよね😊また機会があればほかの作品も読ませていただきます! (6月2日 20時) (レス) @page38 id: 4dc59746f6 (このIDを非表示/違反報告)
Teto(プロフ) - とてもおもしろかったです!ぜひ18禁の方読みたいです! (2021年8月29日 17時) (レス) id: 01ffbbf5c6 (このIDを非表示/違反報告)
ナイト(プロフ) - とても良かったです。ぜひ18禁の方読みたいです! (2021年8月25日 16時) (レス) id: dd909e5b77 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃろ(プロフ) - ぜひ18禁の方読みたいです! (2021年6月6日 10時) (レス) id: 350650c9f5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しもっち | 作成日時:2021年3月22日 16時

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