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お店に着くと店長が抱きついてきた
店長『良かったわ無事で』
店長が頭を撫でる
貴『ご心配おかけしました』
皆が席に座り櫻井さんが話しはじめる
櫻井『この人どうする?警察につきだすか?』
女の人の体がビクッと震える
神尾『今のところ大きな危害は加えてないから警察に行かなくてもいいと思いますよ』
鈴村『2人に託したら?』
鈴村さんが私と晋太郎さんをみる
浅沼『Aはどうしたいんだ』
貴『私は…私達の前に現れないと約束してくれるならそれでいいよ』
浅沼『じゃこの業界を辞めてもらって俺達の前からいなくなってくれる?』
女の人が頷く
次の日、女の人が辞めた事をお店に来ていた櫻井さんから聞いた
貴『昨日はありがとうございました』
櫻井『いいよ。とりあえずこれで安心だな』
櫻井さんが笑う
貴『本当に皆さんのお陰です』
これでこの騒動は終わったと思ったのにあんな事になるなんて誰も想像しなかった
あの騒動から3ヵ月が経った
私達は平凡な生活を送っていた
変わった事はよく櫻井さんや神尾さん達が家に遊びに来ることが多くなった
ある日、私は仕事に行くため信号待ちをしていたその時、後ろから押され私は車道に飛び出し前から来ていたトラックに跳ねられた
体が宙に浮き激しい痛みを感じ薄れていく意識の中、笑顔をみせ私を見つめる女……あの時の女性だった。私はそのまま意識を失った
〜浅沼side〜
今日は櫻井さん達とアフレコ収録だった
その時、櫻井さんのスマホが鳴った
櫻井『店長さんからだ』
Aが働いている喫茶店の店長だった
櫻井さんが電話で話していると顔色が変わる
浅沼『どうしたんですか?』
櫻井『晋太郎落ちついて聞けよ』
浅沼『なんですか』
櫻井『Aちゃんがトラックに引かれて病院に搬送された』
俺は持っていた台本を落とした
櫻井『今、手術してるから早く病院に行け…こっちはどうにかなるから』
櫻井さんが背中を押す
櫻井『Aちゃんは絶対に助かるから傍にいてやれ』
俺は病院に向かった
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しもっち(プロフ) - ユリアさん» コメントありがとうございます。とても嬉しいです。今、浅沼さんの新しいお話し書いてるのでもう少しお待ちください (6月3日 18時) (レス) id: 4d17527faa (このIDを非表示/違反報告)
ユリア(プロフ) - しもっち様、初めまして(^^♪お話読ませていただきました。とても神秘的な展開で感動しました!「生まれ変わって彼と再開して幸せになる」というシチュエーションっいいですよね😊また機会があればほかの作品も読ませていただきます! (6月2日 20時) (レス) @page38 id: 4dc59746f6 (このIDを非表示/違反報告)
Teto(プロフ) - とてもおもしろかったです!ぜひ18禁の方読みたいです! (2021年8月29日 17時) (レス) id: 01ffbbf5c6 (このIDを非表示/違反報告)
ナイト(プロフ) - とても良かったです。ぜひ18禁の方読みたいです! (2021年8月25日 16時) (レス) id: dd909e5b77 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃろ(プロフ) - ぜひ18禁の方読みたいです! (2021年6月6日 10時) (レス) id: 350650c9f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しもっち | 作成日時:2021年3月22日 16時