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〜貴方side〜


日の光で目を開けると彼の顔があった


初めてみた彼の寝顔を見つめていると私の背中に回されていた彼の腕が私の体を引き寄せる


浅『そんなに見つめて俺の寝顔に惚れたか?』


いたずらっ子みたいな笑顔で言う


貴『ふふ…格好いいなぁと思って』


浅『俺はカッコいいよ…お前限定だけどな』


そう言って私の唇に口付けをする


貴『何それ(笑)』


私も彼の唇に口付けをする


浅『初めてお前からキスしてくれたな…嬉しいよ』


おでこに口付けされる


浅『チュッ…なぁ一緒に住まないか?』


貴『えっ?』


浅『あの時はちゃんと言ってなかったからな』


彼が真剣な顔で言う


浅『結婚を前提に俺と付き合ってください』


改めて言われると何か恥ずかしい(笑)


貴『こちらこそよろしくお願いします』


そう言うと彼は『よかった〜』と叫ぶ


貴『急にどうしたの?(笑)』


浅『ほら俺もいい歳だろ?おじさんと結婚したくないって言われたらどうしようと思ってな(笑)』


貴『ふふ…歳なんて関係ないよ。私はもう晋ちゃんなしでは生きていけないから』


浅『お前本当に26か?落ち着き過ぎだろ…たまに俺と同い年なんじゃないかって錯覚するんだよな』


貴『それは私が前世の記憶持ってるからじゃない?』


浅『そうかもな…Aといると本当に落ち着く』


ギュッと抱きしめられる


貴『でも容姿は違うよ』


中身は柳Aだけど容姿はAAだ
気にしてないと言えば嘘になる


すると彼が私の顔を両手で包み真剣な顔で言う


浅『確かにお前の中には柳Aがいる。でも俺が好きなのはAA…お前だよ…』


嬉しかった…そう言ってくれて


浅『ずっと気づいていた。お前の体と心が追い付いてない事…無理して昔の名前で俺を呼んでること全部気づいてるから…だからAAとして俺の名前呼べよ?』


彼は私のことをちゃんと見ていてくれた…昔も今も変わらず
私は彼が離れていきそうで怖かった
彼が好きだったのは柳Aだから
だから私は柳Aを演じていた
でも本当はAAとして見て欲しかった
彼の言葉でやっと解放された…だから私は彼の事をこう呼びたかった


貴『晋太郎さん…』


浅『それでいい』


そう言って抱きしめてくれた


浅『明日、事務所に行ってお前のこと社長に話して許可もらったら公表するつもりだから』


貴『うん分かった』




そして次の日私たちの事が公表された

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しもっち(プロフ) - ユリアさん» コメントありがとうございます。とても嬉しいです。今、浅沼さんの新しいお話し書いてるのでもう少しお待ちください (6月3日 18時) (レス) id: 4d17527faa (このIDを非表示/違反報告)
ユリア(プロフ) - しもっち様、初めまして(^^♪お話読ませていただきました。とても神秘的な展開で感動しました!「生まれ変わって彼と再開して幸せになる」というシチュエーションっいいですよね😊また機会があればほかの作品も読ませていただきます! (6月2日 20時) (レス) @page38 id: 4dc59746f6 (このIDを非表示/違反報告)
Teto(プロフ) - とてもおもしろかったです!ぜひ18禁の方読みたいです! (2021年8月29日 17時) (レス) id: 01ffbbf5c6 (このIDを非表示/違反報告)
ナイト(プロフ) - とても良かったです。ぜひ18禁の方読みたいです! (2021年8月25日 16時) (レス) id: dd909e5b77 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃろ(プロフ) - ぜひ18禁の方読みたいです! (2021年6月6日 10時) (レス) id: 350650c9f5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:しもっち | 作成日時:2021年3月22日 16時

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