検索窓
今日:5 hit、昨日:2 hit、合計:65,301 hit

13,つらい 上杉side ページ16

「上杉、アーヤのこと、見てくれないか?」

黒木の声で我に返った。

立花のところに歩み寄り、膝をついてそっと、首筋に触れる。

「脈が速い。誰か、救急車。」

小塚がスマホを耳に当てるのを確認して、もう一度、立花に視線を落とす。
呼吸をしていない、意識のない立花。
見ているだけで、つらい。
オレは唇を噛み締めた。

救急車のサイレンが、俺の心に深く、傷をつけた。

14,ごめんなさい→←12,動けないオレ 上杉side



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (49 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
15人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

花奈 - ですよね……。なんか自分で書いていても、「うわ、この子怖い……。」と思います。 更新ペース早められるよう、頑張ります!感想ありがとうございました(^O^)/ (2016年7月18日 22時) (レス) id: 115183edb7 (このIDを非表示/違反報告)
遥華 - 絢愛ちゃん怖い((((;゜Д゜)))更新楽しみにしています。 (2016年7月18日 19時) (レス) id: fad0883a16 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:花奈 | 作者ホームページ:http:/  
作成日時:2016年7月11日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。