ハッピーエンド7 ページ15
A「え、えっと…」
幸助「ご、ごめんね！怖がらなくて…大丈夫だから！あ、あと…よかったら…い、一緒に…音楽…聴こうよ！」
A「？」
幸助「ほ、ほらっ！」
音楽と言う言葉にAは、音楽って何なの？と思った。すると幸助くんは、Aの両耳に白くて長い紐のような物の端についてる丸い物を入れた。すると次の瞬間、その紐のような物から突然音が聴こえた。
A「！音が聴こえるの！とっても不思議なの…！」
と、Aは幸助くんにそう言うと幸助くんは少し笑顔になって言った。
幸助「えっと…イヤホンって言うんだよ。そ、それで…音楽を聴く時に使うんだよ！」
A「！…すごいの！いえほんとっても気に入ったの！」
幸助「え、えっと…イヤホンだよ。」
A「イヤ…ホン…？」
Aは幸助くんにそう返すと、幸助くんは何かを思い出したような表情で言った。もじもじしながら。
幸助「それとね、もしよかったら…その…僕と友達になって！」
Aはその言葉に思わずびっくりした。Aはとっても嬉しかった。でも、Aは不思議といいよと答える事が出来なかった。怖かったから。
A「！で、でも…」
幸助「だ、大丈夫！僕も…同じだから！僕も、虐められたり…とか…されてきたから…」
Aは断ろうとすると、Aは幸助くんの言葉にびっくりした。
A「そう…なの…？」
幸助「だから、僕は…君を裏切ったりしないし、虐めたりもしないよ！」
裏切ったりしない。その言葉はAにとって少し怖かった。嘘のように聞こえるから。
A「でも、Aはみんなと違うの。人見知りで、体力もなくて…」
と、Aはとっさに断ろうとした。すると幸助くんは、首を横に振ってから言った。
幸助「僕、そんな事気にしないよ！だから、大丈夫！」
Aは、その幸助くんの一言で心の氷が溶けた気がした。そして、幸助くんなら信じていい気がした。だって幸助くんの隣だと、とても安心するから。お兄ちゃんのような。
A「！幸助お兄ちゃん！」
幸助「えっと、幸助お兄ちゃん！？」
A「うん！…幸助お兄ちゃんなの♪」
そしてAは、思わず幸助お兄ちゃんに抱きついた。すると幸助お兄ちゃんは、Aの事を抱きしめてくれた。優しくぎゅっと。
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雫月 - もっと番外編書いて欲しい!！！！頑張って下さい！ (2019年6月27日 7時) (
レス) id: f6327c97d3 (このIDを非表示/違反報告)
リリィ♪ - コメントありがとうございます！亀更新ですがよろしくお願いします！ (2019年6月26日 19時) (レス) id: 250ee9a7d8 (このIDを非表示/違反報告)
雫月 - ！！超！楽しみです！続き描いて欲しいです！ (2019年6月24日 16時) (レス) id: f6327c97d3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：リリィ♪ | 作成日時：2019年4月14日 13時
