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「……カノ、こんなところで何してるのかなぁ?(クスッ」
「そ、それはっ……//」
シャワーでも浴びようかなと思って風呂場に行くとAがシャワーを浴びてたらしく
着替えている最中だった…。僕はすぐさま部屋に戻ろうとしたのにAに腕を掴まれ、
壁に追い込まれた。紫色の瞳が妖しく光っている…
まだ乾いてない様子の銀色の髪の毛から雫がぽたっと僕の顔にこぼれ落ちた。
Aは楽しそうに口角を上げて耳に顔を近づけ、
「着替えてる途中で入ってくるなんて良い度胸だね?しかも風呂上りに」
と、囁いて耳たぶを甘噛みする。
それに反応するように体がぞくっとした。
「あ、感じてるんだ?…イケナイ子だね(クスッ そうやったって僕を煽るだけなのに」
Aは首筋を指でゆっくりなぞるとかぷっと吸うように噛み付いた。
「ひっ…や……///」
噛み付いて痕がついたところを舐めながらAは「カノ…隠さなくてもいいの?」と聞いてきた。
「何を?」と返すとAはクスッと笑って下を指差した。
何だろうと思って見てみると……
「っ!!?///い、いつの間にっ……」
ズボンとパンツを脱がされていた。
ぜ、全然気が付かなかった…
慌てて服を引っ張って隠そうとするとAはどさっと僕を押し倒して手をどかせようとする。
「カノ、隠さないで見せてよ」
「…や、いやだよっ……!!///」
「……どうしても、ダメ?」
悲しげな表情で僕を見てくるA。
…そんな表情しないでよ……
コクリと頷いて「ダメだから」と言うと、Aは「仕方ないなぁ」と呟いて
ポケットから何やらカッターみたいなものを取り出し、僕の服を引っ張ってカッターで引き裂いた。
「…泣いても喚いても、誰も来ないし…カノが悪いんだよ?僕を煽るから(ニヤッ」
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「________うわああああああああッ!!!!!??//////」
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カノ「はっ、はぁっ………ゆ、夢…?;;;」
飛び起きて、部屋を見渡し…先ほどまでのことが夢だったと気が付く。
……嬉しいようなそうでもないような…複雑な気持ちでため息を吐き、
隣を見てみるとAが眠っていた。
カノ「………あ、そっか…//」
昨日のことを思い出して少し顔が熱った。
…あんなことされたらこんな夢もみるよね…。
「Aの所為だよっ……」
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なぬ。(プロフ) - カノ!最高です!応援してます! (2018年10月18日 19時) (レス) id: 8d4ae44481 (このIDを非表示/違反報告)
YUU☆ - ちょい!クロハ〜!可哀想すぎ…(ToT)今度はクロハ書いて下さいいい!! (2016年12月26日 18時) (携帯から) (レス) id: 0a20aa980a (このIDを非表示/違反報告)
*36* - 同じ感じのを男子全員ぶん作って欲しいです(真顔) (2016年10月29日 15時) (レス) id: 0388178e23 (このIDを非表示/違反報告)
YUITO - いいね♪チョー面白い! (2016年10月23日 18時) (レス) id: 9b170133e1 (このIDを非表示/違反報告)
機械音@腐女子 - いやあああああああああああああ! 私こんなにSじゃないよ!逆によくMって言われるよ!誰がなんといおうとSじゃない! (2016年3月4日 22時) (レス) id: a336cc8692 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:桜音 | 作成日時:2013年6月22日 20時