青の祓魔師〜メフィストの婚約者ですが、なにか？〜☆３☆

花の始まり　５ ページ37

ガチャリ

理事長室に戻ってきた。
やっぱり誰もいない。
二人っきりの空間って・・・意識するととても恥ずかしい///

メ「どうしたんですか?顔が赤いですよ?」

貴「な、なんでもないっ!///」

私はあわててそっぽを向いた。
メフィストが近づく。
鼓動が少し早くなっていった。

メ「嘘はいけませんよ?こっち向いてください」

貴「ななな、なんでもないもん!」

メ「・・・・・もういいです」

そう言ってメフィストはそっぽを向く。

貴「あ、いや・・・あのぉ・・・」

私はすぐに顔をメフィストのほうに向いた。

ガシッ

貴「っな!!/////」

メフィストに顔をがっちり固定されてしまった。
顔近いよーーーーーーー!!!!////

メ「ようやく向いてくれましたね☆」

あ、笑った・・・///

貴「ふ、ふーんだ!別にー。ただ私の気分で向いただけだしー」

メ「時の王に嘘をつくとはいい度胸してますね☆」

貴「その前にメフィスト・・いや、サマエルは私の彼氏だもーん」

あーーーーーー!!!言っちゃった!!!!!////
顔がドンドン赤くなっていくのがわかる。
心臓の鼓動も凄く早い。
破裂しないのかな・・・←

メ「それもそうですね☆・・・よし、私決めました!」

メフィストは突然立ち上がり、ガッツポーズをする。
凛々しいよ、うん・・・・。

貴「私を一週間メフィスト専用メイドにするっていうのはやめてよね・・・」

メ「え・・・」

貴「ってそれ考えてたんかい!!!」

ちょっとでも期待してた私が馬鹿だった・・。

メ「まぁ、それもありましたが、もっと大切なことです!」

否定はしないんだね・・・。

貴「何?」

メ「この不浄王を討伐し終わったら・・・・結婚式を挙げましょう!!!」

貴「は、はぁぁぁぁ!?!?///////」

メ「では父上はどうしましょうか・・・。うーん」

貴「おーい、おーい」

メフィストは顎に手を添えて自分の世界へいってしまった様だ。

結婚式か・・・・。
うん、悪くないな////
じゃあ燐たちも誘わなきゃね♪
楽しみだな////

だけどその前に不浄王を倒さなきゃ!

貴「よーうし、頑張るぞー☆」

メ「ですよね。父上に憑依されても頑張れる人間がいなければ・・」

貴「って違ぁぁぁぁう!!!!!!」

私はその時今まで以上にツッコんでやったのだった。

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