あいつもこいつも ６ ページ32
長い廊下に続く。
そして地下室まで続く階段まで来た。
焦げたようなにおいがする。
貴「どうしたの?」
雪「実はさっき兄さんが炎を操り間違えちゃって、部屋中に炎が広がったんだ」
貴「それで警報が鳴ったのね」
誤作動といったのは燐をかばうためか・・。
優しいな、雪男は。
ガチャッ
扉を開けるとさっきよりももっと焦げ臭い香りが漂ってきた。
私は微かに顔をしかめた。
中には燐とシュラがいた。
そして端に一人の男性がいた。
気配を消しているのだろうが、私にはバレバレだ。
燐「メフィストに言うのか？」
貴「いや、言わないよ。皆で元に戻していこう」
霧「えー。めんどくさいニャー」
貴「猫語いってもダメです。私に答えよ!いでよ、聖なる水、聖水!」
魔法円が出てきて聖水が部屋全体にかかる。
あ、私達にはかかってないわよ♪
あの男性がいる所は悪戯で量を多くしたのさ、ククク＾言＾
すぐに炎が消えていった。
雪「ありがとうございます」
貴「いやいや、大したことはしとらんよ♪」
私はくるくる回る。
燐「ハァ・・・俺は全然だなぁ」
しっぽが垂れ下がる。
私は優しく尻尾を持ち上へあげる。
貴「落ち込まない!最初から完璧な人なんていないんだから、ね？」
燐「おう!俺頑張るよ!」
貴「それこそ燐だ!」
そっと手離す。
しっぽはそのまま上がったままだ。
私はにっこりと笑った。
燐「な、なんだよ///」
貴「いや、何にも☆」
雪「では、授業に戻っていいですよ」
霧「いや、こいつ使えるかもしれないぞ」
そう言って私の肩をポンポン叩くシュラ。
雪男唖然。
霧「燐の成長に一番役に立つのはAしかいない!」
雪「その自信はどこからくるんですか？」
霧「女の勘」
雪「・・・やっぱり」
私と燐はあまり理解できていないようだ。
すると突然シュラの携帯のコールが鳴った。
シュラはすぐに出る。
燐「Aも特訓するのか？」
貴「そんなに弱いかな、私・・」
雪「・・・」
燐「そんなことないぜ!」
貴「ありがとう、燐」
雪男は黙ったまんまだ。
するとシュラが電話を切って戻ってきた。
霧「おしっ!お前ら行くぞ!!」
燐 雪 貴「・・・・え？」
ここから私たちの長期にわたる戦いが始まるとは思いもしなかったのだった。
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♪フェアリー♪(プロフ) - チョコ棒さん» ありがとうございます!!!!!!!!!!! (2013年4月30日 23時) (
レス) id: a99371f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ棒 - 次のコメ返しは4の方へしますね！ (2013年4月30日 22時) (レス) id: 7c6e40fedb (このIDを非表示/違反報告)
♪フェアリー♪(プロフ) - チョコ棒さん» 虚無界っすか！！！燐たち・・・どうしよう・・ｗｗ 様はつけなくてもいいよん（滝汗 (2013年4月30日 22時) (レス) id: a99371f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ棒 - ♪フェアリー♪さん» そっか…むずいよね…うーん、もう最終手段！ゲヘナでやる！ダメ？かな？プリン様(/ _ ; ) (2013年4月30日 21時) (レス) id: 7c6e40fedb (このIDを非表示/違反報告)
♪フェアリー♪(プロフ) - チョコ棒さん» その手があったか!!あ、でも雪男の心しっかりしてるからなー。難しいっす・・・(汗 (2013年4月30日 18時) (レス) id: a99371f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：プリン | 作成日時：2013年4月9日 17時
