強弱 6 ページ24
貴「うわぁぁ!!!」
とても熱い!!!
死んでしまう!!!
貴「メフィス・・・トっ」
どんどん意識が遠のいていく。
ブワッ
青い炎は私の体から消えていった。
目の前がまっ白い。
見たことがある。
甘いにおいが漂う。
メ「父上。Aに手を出すと・・・どうなるか言ったはずですよね?」
サ「・・・・そんな怖い顔すんなって。ただ確かめるだけだ」
メ「・・・・A大丈夫ですか?」
貴「だ、大丈夫」
私はメフィストに心配かけないように笑う。
メ「・・・・・いつもいつも・・」
貴「何?」
ギュッ
メフィストはさっきよりも強く抱きしめる。
少し苦しい。
貴「メフィスト・・?」
メ「なぜ・・・嘘笑いをするのですか?・・・そんなに・・・心配されたくないのですか・・?」
貴「・・・そうじゃない・・・メフィストが辛そうにするのが嫌で・・」
メ「だったらもっと・・・私を頼ってください・・。私は・・Aが本当に笑っている姿が好きです」
貴「うん!あり・・がとう!!」
私は笑った。
今度は本当のだ。
ピロリン♪
貴「・・・おい・・」
メ「なんでしょうか?」
貴「写真・・・とったべ?」
メ「ハイ☆またコレクションが増えま―――ブングル!?」
メフィストは少し先へ吹っ飛んだ。
貴「ったく・・・」
サ「・・・ここでいちゃいちゃすんなよー」
貴「あ・・・すんません」
私は一様謝っとく。
炎は小さくなっていてとてもきれいだ。
メ「ということで父上。私は近々Aと籍をいれようかと思ってます」
鼻血を出しながら言うメフィスト。
かっこいいシーンが台無し・・。
私は座り直し、真剣な目で見る。
貴「あの・・・お、お願いします!!!」
私は思いっきり頭を下げる。
サ「ま、別にいいけどよ。じゃ、よろしくな、娘さんよ」
貴「おぉぉぉ!!!!お父ぉぉぉぉぉさぁぁぁん!!!!」
サ「うっさぁぁぁぁぁぁい!!!!」
母を殺したのに・・・。
だけど・・・実は私がこうして生きられているのはサタンのおかげだ。
あ、お父さん・・・か。
やっぱり実感がわかない。
ア「兄上、父上、A!!」
すると少し遠くからアマイモンが来た。
貴「よしっ!!!そろったね!」
メ「?」
私は皆を中央へあつめる。
貴「えーっと、アインス、ツヴァイ、ドライ?」
ポワンッ
すると三脚とカメラがセットで出てきた。
貴「皆真ん中へ!」
そして私は大きな声で言った。
貴「ハイ、チーズ!!!」
パシャリ
シャッター音が虚無界に響いたのだった。
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
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♪フェアリー♪(プロフ) - チョコ棒さん» ありがとうございます!!!!!!!!!!! (2013年4月30日 23時) (レス) id: a99371f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ棒 - 次のコメ返しは4の方へしますね! (2013年4月30日 22時) (レス) id: 7c6e40fedb (このIDを非表示/違反報告)
♪フェアリー♪(プロフ) - チョコ棒さん» 虚無界っすか!!!燐たち・・・どうしよう・・ww 様はつけなくてもいいよん(滝汗 (2013年4月30日 22時) (レス) id: a99371f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
チョコ棒 - ♪フェアリー♪さん» そっか…むずいよね…うーん、もう最終手段!ゲヘナでやる!ダメ?かな?プリン様(/ _ ; ) (2013年4月30日 21時) (レス) id: 7c6e40fedb (このIDを非表示/違反報告)
♪フェアリー♪(プロフ) - チョコ棒さん» その手があったか!!あ、でも雪男の心しっかりしてるからなー。難しいっす・・・(汗 (2013年4月30日 18時) (レス) id: a99371f1e6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:プリン | 作成日時:2013年4月9日 17時