青の祓魔師〜メフィストの婚約者ですが、なにか？〜☆３☆

強弱 ページ19

ガチャリ

貴「どうもー」

皆私のほうを見る。
怖い・・。

貴「あれ？勝呂君大丈夫？」

勝「・・・」

え・・無視?!
泣いちゃうよ？私大泣きしちゃうよ？

神「・・A フェレス。それがあんたの名前？」

黙り込んでいた出雲ちゃんが言う。

貴「そうだよ?」

し「そうだったんだ・・」

貴「いけない？」

勝「納得いかへん!!」

そう言って勝呂君は私の前までくる。
すごく怒っているようだ。

貴「な、なんで?」

勝「お前らは何企んでるんや!!」

貴「何も企んではいないよ!」

勝「サタンの子を受け入れて!!何かあったらどうするんや!」

貴「燐はそんな人じゃない!」

勝「じゃあ、この前のはどなんや！」

確かにそうだ。
私がもっと・・しかっかりしてれば・・。

貴「だけど燐はあなたたちを助けるために・・」

言葉がどんどん弱くなっていく。
企んでない・・・といえば嘘になる。
だって・・戦う武器にしてたんだから。
だけどそれは楽しむため。

志「まあまあ。坊落ち着いて」

貴「・・・子猫丸君は？」

志「・・・入院中です」

志摩君も少し抵抗があるようだ。
心が痛い。

ガチャリ

燐「オッス!(汗」

少し髪の毛が整っている。
手には教科書が・・。

また気まずい空気が流れる。

燐「A・・・お、オッス・・」

貴「おはよ＾＾」

私はニッコリ微笑む。
だって、前に言ったもんね。
私はいつでも燐の味方だって!ね？

そして燐はいつもの席に座る。
しえみちゃんは少し縮こまる。

燐「なんだか一人少ないな」

貴「子猫丸君だよ。入院中だって」

燐「そっか。早く良くなるといいな。なぁ、しえみ」

し「・・・・」

燐「なんだよ、お前も俺の事怖がってるのか？」

し「ち、違う！」

ドンッ

し 燐「?!」

私は思いっきり机をたたいた。

貴「喧嘩しない!友達なんだから仲良く!」

勝「っけ。誰が・・友達なんや・・(ﾎﾞｿｯ」

貴(ギロリ

私は思いっきり勝呂君を睨む。
こんなに睨んだのは初めてだ。

勝「っ(ビクッ」

勝呂君は下を向き、席に戻った。
志摩君も席に戻る。

ガチャッ

扉が開くと、先生が入ってきた。

雪「皆さん、こんにちは」

全「こんにちは」

雪「兄さんはこっち。特別訓練」

そう言って雪男は燐を連れて行く。

貴「でも・・燐は・・」

雪「大丈夫です。心配しなくても」

貴「・・・うん」

そして燐と雪男は教室から出て行った。

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