7ー�� ページ24
重くて鈍い音がフィールド内に響く。
敵味方共に唖然とした表情でゴールポストに視線を向ける。そこにはネットに押し返され、敵側のGKの側に近付くように転がるボール。
電光掲示板に表示されたチームVの下にある0という数字が1へと変わった。
簡単な話、チームVに得点が入ったのだ。それを理解したのか途端にチームV内で歓声が上がる。
睡蓮も歓声を背に受けながらその場に立ち尽くしていると、いきなり横から何かに飛び付かれてしまう。
油断していたこともあり体勢を崩しそのまま飛び付いた人物諸共地面に倒れる。だが訓練で嫌というほど受け身を習っていたため体が覚えていたのか、咄嗟に受け身を取る事が出来た。
睡蓮に飛び付いた人物……誰であろう、士道である。
睡蓮は士道を離そうともがくも、逆にそれを阻止するかのように体を抱き締める力が強くなる。
「ちょっと、士道ちゃん！」
もがきながら顔を士道に向けた時、思わず動くのを止めてしまった。
何故止めてしまったのか……それは、恍惚とした目をし、頬を上気させ、まるで発 情期を迎えた獣のように息を荒くした士道が睡蓮を見ていたからだ。
目を丸くさせている睡蓮に士道はのそりと起き上がり、睡蓮を見下ろした状態で興奮気味に言った。
「なんっだよさっきのパス！！貰った瞬間に俺の全細胞が痺れる程のゾクゾク感！ゴールを決めた瞬間から溢れ出る快 感♡さっきから脳汁がドピュ ドピュって溢れて止まらねぇんだぁ♡なぁ、睡ちゃんもっかいだ♡もっかい俺とヤろうぜ♡もっと俺をイカしてくれよ♡♡」
とんでもねぇ下ネタ発言連発に軽く引く睡蓮。だが、逆にここまで絶賛？する士道に睡蓮は少なくともコイツのお気に召すプレーが出来たのだと感じた。
だったら…と睡蓮は口角を上げ、
「えぇ、良いわよ。何度だってアンタをイカしてあげる。けどねさっきも言ったようにヨすぎて意識飛ばすんじゃないわよ」
「あは♡愛してるぜハニー♡♡」
「誰がハニーよ」
「ツレないとこも好き♡」
「はいはい、さっさと退きなさい。そんで戻るわよ」
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ブラット - 乙夜と烏が一緒だとどっちか上がれなくない？ (2月3日 18時) (
レス) @page48 id: 4dbf5de316 (このIDを非表示/違反報告)
黒帽子(プロフ) - mumuさん» そう言って頂けると嬉しいです(^^)試合後の絡みとか書いていこうかなとは思っています (2023年4月20日 0時) (レス) id: 5ad37fcfe0 (このIDを非表示/違反報告)
黒帽子(プロフ) - ユキトさん» そうなったらJFU壊滅の危機になりそうですね(笑) (2023年4月20日 0時) (レス) id: 5ad37fcfe0 (このIDを非表示/違反報告)
mumu - 乙夜と睡蓮が会ったらどうなるのか気になったので乙夜参戦は嬉しかったです。 (2023年4月19日 15時) (レス) id: c61307fab8 (このIDを非表示/違反報告)
ユキト(プロフ) - JFUの腐ったミカンが睡蓮ちゃんを利用しようとすればE組+αに痛い目と弱味を握られそう… (2023年4月19日 9時) (レス) @page47 id: acc4cdc8d9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒帽子 | 作成日時：2023年3月18日 17時
