【文スト×ヒプマイ】天才と天災

天才 ページ16

放課後


よく僕が訪れるトイショップへ向かった









「すごーーーい！！！☆」




ｷﾗｷﾗ

そう言うのが適切だろう


そいつの顔は
まるで小さい子供がおもちゃを買ってもらう時のような顔だった









「これも、これも！






ぜーーーんぶ！おもちゃなんですね！！







すごく素敵です！！」




「ああ！

特にこっちは、新作で面白いって評判なんだ！」


そう言って僕は、目当ての物を購入した















店の外へ出ると

そいつは僕の買った
ボードゲームを見ていた







「チグリス………

ユーフラテス…………


チグリスユーフラテス？」



「そう。戦略系のゲームで

すごく面白いんだ









そういう
お前も何か買ったのか？」









僕はそいつの手に抱えていた袋に目をやった



それと同時に
道を歩き始めた









「はい！




人生ゲームっていうのを買いました！！

なんだか、とても楽しそうな物だったのでつい！！！」






「人生ゲームかぁ、


それは
大人数でやるのが楽しいんだ






(と言っても、僕は一兄と二郎としかやったことないんだけど…)」






「へぇー！！

そうなんですね！



なら、いっぱい人を誘わな…『おやおや？？』…






え？」









「！(なんだ、こいつら)」









「金髪に、そばかす………





間違いねぇ！！こいつだ！」

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