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通話相手は。byミラ ページ46

※グレンのお話の続きです!!





ミラ「……今日ちょっと遅くなっちゃったね…。」


左腕にはめてある腕時計をちらりと見る。

帰る予定の時間より、大分遅れてしまっていた。


イチイ「うーん、そうだね…。……グレンがミラちゃん心配してソワソワしてるよきっと(笑)」


隣でイチイが笑いながら頷く。

私とイチイは、ある任務で今日一日アジトから出ていた。
予定では正午に終わるはずの任務は、既にその時間から4時間近くが経過していた。


ミラ「……どうしよう、お兄ちゃんに電話した方が良いかな…。」

イチイ「うん、そーしな(笑)…あ、じゃあ私は団長に報告しとこうか?」

ミラ「あ、うん、お願いイチイ…!!」


そう言ってポケットの中に入っているはずのスマホを探す。
しかし、私の手は何もない空間をただまさぐるだけだった。

……スマホ、忘れてきちゃった…。

頭の中でマ〇オのBGM?が鳴り響く。
丁度今、敵のキャラにぶつかって赤色のおじさんが画面の下へと落ちていった。


ミラ「イチイ、あの、スマホ、貸してもらって良いかな…?忘れてきちゃって…。」

イチイ「え、良いけど……私のスマホ、グレンの番号入ってないよ?」

ミラ「大丈夫、私お兄ちゃんの番号覚えてるから…!!」


はっきり言って、お兄ちゃんの番号は物凄く覚えやすい。だって、彼の誕生日と私の誕生日を並べただけなのだから。




プルルルルル…


ダイヤル機能でお兄ちゃんのケータイに電話をかける。

隣ではイチイが、ホントに繋がるのかというような不安な顔をしている。


ガチャッ


『……もしもし…?』


――繋がった、が、それは私の兄の声ではなく、同じメカクシ団の少年の声だった。


「……え、キル…?……なんで…?」


思わず漏れた言葉に、キルが大きく反応する。


キル『…!!……その声はミラかい!?』

ミラ「……キル、なんでお兄ちゃんのケータイをキルが持ってるの?」


嫌な予感がした。

イチイが私の会話を聞いて怪訝そうな目をこちらに向けている。


キル『…ッ、えぇと、それは、その……っ』

ミラ「…お兄ちゃんに何かあったんだね?」


私のその言葉に、キルがぁ…と声を漏らす。

どうやらビンゴのようだ。


ミラ「……今からそっちに行く!!場所はどこ!?」




――お兄ちゃん…ッ!!



電話を切り、イチイにセツナにも来てもらうように頼んでもらい、私は彼女と一緒に待ち合わせ場所へと走った。


**


続き頼んだ!!(*´∀`)←

G事件by.ミホ→←ミシェルを描いてみた!!!byサノの中の人



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絵音 優葉 - 誰か (2013年4月8日 3時) (レス) id: f131cf903b (このIDを非表示/違反報告)
ユズヒ(プロフ) - わーい!おめでとー! (2013年4月8日 0時) (レス) id: 18256f4459 (このIDを非表示/違反報告)
*LERELUA*(プロフ) - 貼ってきたよ!!(*´∀`)続編おめでとうー!!!! (2013年4月7日 23時) (レス) id: ceecd53c0c (このIDを非表示/違反報告)
ユズヒ(プロフ) - キル@村田さん» 早いね〜 (2013年4月7日 23時) (レス) id: 18256f4459 (このIDを非表示/違反報告)
キル@村田(プロフ) - もう続編か・・・・早いな(´・ω・`) (2013年4月7日 23時) (レス) id: 42c63c4694 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:非公式メカクシ団 x他5人 | 作者ホームページ:   
作成日時:2013年4月3日 14時

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