メカクシ団(非公式)の日常5

『さよなら』なんてｂｙグレン ページ18

〜♪


ココしばらく聞いてなかったメロディ

着信とメールでは、音楽が違う

今のは着信



グレン「……」



無視する。

そういえば今日は、誰かに呼ばれていたような気がする


〜♪


また鳴る

けど無視。

今日は本屋に行って、新刊を買う予定だったような気でもする


〜♪


またまた鳴る

けど無視

でもやっぱ、このまま寝るのもいいかもしれない


〜♪「だぁぁっ！うるせえな！」


さすがに四回も鳴れば、とる気になれるだろう

寝そべっていたベットからｶﾞﾊﾞｯと身を起こし

傍にあったスマホに手を伸ばす


ディスプレイには『不在着信』



グレン「………誰だ？」ﾋﾟｯ



もしもし、とも言わないで

誰だ？、と言う

警戒心丸出しだろうか


スマホ越しに聞こえる声

最初は欠伸しか聞こえなかった

不振に思い、「切るぞ」と言えば「待った待った！」と慌てた声が聞こえてくる




≪おいおい、久しぶりだってのに切るぞはねーんじゃね？≫

グレン「！！」

≪その様子…俺のこと覚えてたっぽいな≫



やる気が見当たらなく、だるそうな声

コイツは―――――



グレン「舘山先生………！！」



オレのクラスの担任だった『舘山健介』

『舘山朱音』の父親だ



≪覚えてくれたみたいだな。≫

グレン「…何の用っスか」

≪今日はお前に、一つ交渉を持ちかける≫



「交渉」を持ちかける

良い意味はしないが、大人しく用件を聞く事にした






･





＊




･





グレン「……はい、はい、わかりました。

その用件をのめば、メカクシ団には手出さないんですよね―――？」

≪あぁ、約束だ。

じゃ、必ず来いよ〜≫ﾌﾟﾂｯ



内容なんてとてもじゃないけど言えない


オレはそこにあった紙に、乱暴に『ごめん』と書いて

部屋の扉も開けっ放しにして



グレン「………っ。」



何も持たずに

誰にも見られずに


静かにマンションを出て行く





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「そっくりさん」に続く新たなシリーズ？((((


なんかシンタローみたいになってるけど
できれば何も言わないでください;;;


誰か書いてください……


最後はハッピーエンドになればいいな






『舘山健介』

・男性
・アヤネの実父
・グレンとアヤネの担任だった
・目に能力を持ってる人達で、いろいろ実験などを行っている

↑の続き。　　ｂｙクミト→←サノと話していたらお腹がなった事についてbyリナ

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