からぴちの頭脳派くん”second”

58話 ページ9

Aside





ｶﾞﾁｬ


『あーやっぱり』


ﾎﾟﾁｯ



本体が熱くなってた。なんか焼くことできるんじゃないかな？
ってか…壁ドン…………どうしよう、心の準備ができてない

いや、普通簡単に出来るわけないよね？どうすればいい？



ｶﾞﾁｬ


も「Aさーん」


『びっ！！！も、もふくん…』


も「びってww…」



やべ、恥ずかしい驚き方した



も「それは置いといてAさん、あれしますよ」


『？あれ……ﾋｭｯ』


も「そう、早めにした方が楽ですよ」



待って！こ、心の準備が！！！
い、いや待て……に、逃げるか？もふくんには悪いけど…



『もふくん……ごめん！！！』ﾀﾞｯ


も「あ！待て！！」



さぁ始まりました。捕まったら恥ずかﾀﾋぬ、究極の鬼ごっこ！
実況はとりあえずできる範囲でAがお送りします。
ってか実況できる気がしません、はい



『うわぁぁぁぁぁ壁ドン嫌だァァァ』


も「待ってください！！やらないと後からまずいことが起きるかもしれないんですよ！？」



は、たしかに…でも恥ずかﾀﾋぬから無理！！！

どっかに隠れる？隠れるか………この部屋！！



ｶﾞﾁｬ


『はぁ…はぁ……えっと……』



ど、どこに隠れよう…と、とりあえずここ！



『…………』



……そういえばここって誰かの部屋だよね、誰の部屋だろう
…あれ、あの布ってメガネ拭き？
メガネ拭き…メガネ……拭き………メガネ……………

もふくんの部屋やないかい、よりによってなんで……



ｶﾞﾁｬ


『(ヤバいきた…)』


も「………」



あ、圧が………すごい…………



も「……ここじゃないか」ｶﾞﾁｬ



へ、部屋出た？ドアの方見えないから分かんないな…
これ私も出るしかないよね、よし出よう



『…うへぇ、よくバレなかったなぁ……』



でもまた戻ってくるかもしれないから早く出よう…
私はドアノブに手をかけ、部屋を出ようとしたら………



ｶﾞﾁｬ



勝手にドアが閉まった。何だと思うと見えたのは手…
この部屋には私しかいないはずなのに手が見える

ま、まさか…………



ﾁﾗｯ


『ひっ』


も「みいつけた」



いたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ



『あ、えと…あの、』


も「ダメじゃないですか、逃げるなんて…」ｼﾞﾘｼﾞﾘ


『えっと…その…』


ﾄﾝ


も「ん？なぁに？」


『っ！？』



ふ、雰囲気が変わった………あと近い！！

な、なんとか距離を……どうすれば！？

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もふ「俺」

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