38.髑髏が一個(番外編) ページ38
貴方『“正月や、
冥途の旅の一里塚。
目出度くもあり、
目出度くもなし”』
歌仙「何だい？それ」
貴方『なに、昔の人の歌さ』
今日は大晦日。今は大広間にて宴会をしている
姉は加州君達と共に、真ん中で騒いでいる
私達はというと、縁側で静かに飲んでいるよ
小夜「…一休宗純？」
貴方『おや、よく分かったねぇ』
小夜「貴方にもらった本で、読んだから」
貴方『そっか。…それにしても
元気だよね、あの子達。正直引くよ』
宗三「あの人達は、
羽目を外し過ぎなんですよ…」
そう言って、溜め息を吐きながら
熱燗を飲む宗三君
江雪「宗三、そんなに飲んでは
明日に響きますよ？」
宗三「これ位 大丈夫ですよ、兄上。
あ、A。そこの煮付けください」
貴方『はいはい。あと水もね』
宗三「どうも」
宗三君は煮付けを食べながら、
ちびちびと酒を取り入れる
彼、見かけによらず
酒飲みなんだよねぇ…
まあ、見かけによらないのは
彼だけじゃないけど
薬研「よぉ、お嬢。飲んでるかい？」
秋田「Aさん！
この天ぷら、すっごく美味しいです！」
五虎退「この“ぴざ”も、
とてもおいしいです…！」
前田「お酒も進んで、
いいおつまみになりました！」
貴方『おや、それは良かったよ』
宴会の料理は、私と歌仙君と
太郎さんが作っている
…普段と変わらないんだけどね
貴方『あれ……薬研君。
あの子は放っておいていいのかい？』
薬研「あぁ。大将なら、
他の旦那方が面倒見てるぜ」
貴方『…それって大丈夫？』
薬研「……ちょいと見てくるな」
貴方『うん、いってらっしゃい』
あの子、無防備だから
よく絡まれやすいんだよねぇ…
貴方『……もうすぐ年明けか』
しんしんと降り積もる雪の景趣を見ながら、
私は枡を片手に呟いた
歌仙「しんみりして、どうしたんだい？」
貴方『いや…今年は、色々あったなーってね』
太郎「そうですね。私達が顕現され、
今や貴方の世話を焼いてます」
貴方『それは言わないでくれたまえよw
…そうだねぇ、特に君達にはね。
それでも、来年も宜しく頼むよ？』
太郎「ふふ、分かってますよ」
歌仙「君の世話は、僕達の特権だからね」
貴方『何それw』
こうして、私達の夜は更けていく
皆様、今年も本当にありがとうございました！
良いお年を！
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死音心音2.0(プロフ) - めいこさん» 興奮していただいてありがとうございます(笑)意識してキャラ付けしてたので、気付いて貰えて嬉しいです！ (2022年7月23日 14時) (
レス) id: 2a5e77e557 (このIDを非表示/違反報告)
めいこ - 随分古風な喋り方するなぁ…包帯かぁ…夢主ちゃんかわいそうに…自殺志願者に二言はないよ！…だざさぁぁぁぁんッッッ！！！？？？？？ってなりました笑笑不快になられたら申し訳ないんですけどめちゃくちゃ興奮しました笑笑 (2022年7月9日 10時) (レス) @page3 id: 76c1001e6f (このIDを非表示/違反報告)
死音心音2.0(プロフ) - sheepさん» コメントありがとうございます！彼をイメージして作ってるので、そう見えることもあると思います;; (2020年1月7日 12時) (レス) id: 2a5e77e557 (このIDを非表示/違反報告)
sheep(プロフ) - 夢主が太宰さんに見える(白目 (2020年1月6日 20時) (レス) id: e49b981c97 (このIDを非表示/違反報告)
死音心音2.0(プロフ) - コメント、ありがとうございます！おやっ、それはなんという偶然！ww適当に狭めの部屋を考えていたら、こうなっておりました (2019年6月22日 23時) (レス) id: 2a5e77e557 (このIDを非表示/違反報告)
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