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躾 15 ページ15



「えーでもいいな。私も生徒会に入りたいなぁ」



食堂の料理制覇したいなぁ無料で。
そうしたら最高じゃん




国見「あんたには"絶対"無理」

「ちょっと!?勝手に決め付けないでよ」


国見「じゃあ毎回テストで全教科100点とれるわけ?」




「……いやいや。とれるわけないじゃん」





なに無茶ぶりいってんのさーっと国見くんの背中を軽く叩いた。


しかし。







国見「……」


じっと真顔でこちらを見てくる。
何も言い返さずに。





「え、いや……全教科100点とか無理でしょ」






ぶんぶんと体の前で手を振り否定すると、
後ろから笑い声が聞こえた。




白布「残念ながらそれが無理じゃないんだよな」

「へ!?」

白布「事実、俺ら毎回100点だし」


彼は自慢げにいう様子はなく、普通に。それが当たり前かのようにいった。



国見「いっておくけど生徒会に入りたいのならテストで毎回満点とるのが必須の条件だからね」




まじ?と首を傾げると。

まじ。と頷かれた。




うわぁきも。っと呟くと、死ね。とさげずむような目で言われた。



国見「残念だね……食堂の料理無料で制覇しようとしてたのかは知らないけどその夢叶わなくて」

「うぐっ」

国見「でも……」



そこで一度俯いてすぐに顔をあげ彼は満面の笑みを浮かべた。

こ、これは……代わりに奢ってくれるとか言うんじゃ…





国見「代わりに俺が(アンタの目の前で美味しそうに食べながら制覇していくから)その夢叶えて見せるよ」


「ほんと期待を裏切らないね」
 

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ひじーり - 第4話のことなのですが、この学校はほとんど男子校という設定なのに女子の大群がいるのはなぜなのですか? (2018年4月9日 15時) (レス) id: e4bd38afc8 (このIDを非表示/違反報告)
無気力零架 - とっっっっっても面白いです〜!更新楽しみにしてます♪頑張ってください! (2017年1月15日 13時) (レス) id: 32ad5987ef (このIDを非表示/違反報告)
じゅうな - キュン死しそう (2016年12月3日 22時) (レス) id: 7c6c201db7 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ(プロフ) - りんりんさん» 白布くんかっこいいですよね……もうほんと鼻血もんです (2016年10月29日 18時) (レス) id: 6191065700 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ(プロフ) - いわみんさん» コメントありがとうございます!これからも頑張らせてもらいます! (2016年10月29日 18時) (レス) id: 6191065700 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:イヴ | 作者ホームページ:http://omenjinnn66kyouko  
作成日時:2016年8月7日 17時

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