躾 3 ページ3
赤葦「とりあえず自己紹介しなきゃね。俺は二年の赤葦京治。そして隣にいるのが、」
国見「……一年の国見英」
「わ、私は橘A、です……二年です」
赤葦「これから宜しくね」
「は、はいっ……」
国見と言ったストレートの男の子は口をもぐもぐと何かを食べながらじっと私の事を見てくる。
(こ、こわいいい……なんでガン見してくるの)
なるべく国見くんと目を合わせないように視線を逸らすと。
国見「……さっきから気になってたんだけど…なんで帽子かぶってるの」
「……へっ！？」
赤葦「…………」
急に問うてきた。
(え、え……ど、どうしよう！？いきなりその質問くるの！？)
えっと、と目を泳がせながら誤魔化す理由を
考えて、咄嗟に思いついた事を言った。
「ちょっと日焼けするのがいやなので、その、なんというか……日焼け対策的なやつです」
国見「……ふーーーーーーーん」
なっが………
…絶対納得してないよね……
国見くんまだこっちを目を細目ながら見てるし……。
赤葦「まぁ別に敷地内で帽子被っちゃいけない校則はないんだし？いいんじゃない？」
国見「…………はぁ」
赤葦さんのおかげでなんとか逃れたっぽい。
登校初日でこの猫の耳とかバレるわけにはいかないもんね……。
ふぅと、安堵の息を吐いた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1746人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「アニメ」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ひじーり - 第4話のことなのですが、この学校はほとんど男子校という設定なのに女子の大群がいるのはなぜなのですか？ (2018年4月9日 15時) (
レス) id: e4bd38afc8 (このIDを非表示/違反報告)
無気力零架 - とっっっっっても面白いです〜!更新楽しみにしてます♪頑張ってください！ (2017年1月15日 13時) (レス) id: 32ad5987ef (このIDを非表示/違反報告)
じゅうな - キュン死しそう (2016年12月3日 22時) (レス) id: 7c6c201db7 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ(プロフ) - りんりんさん» 白布くんかっこいいですよね……もうほんと鼻血もんです (2016年10月29日 18時) (レス) id: 6191065700 (このIDを非表示/違反報告)
イヴ(プロフ) - いわみんさん» コメントありがとうございます！これからも頑張らせてもらいます！ (2016年10月29日 18時) (レス) id: 6191065700 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：イヴ
| 作者ホームページ：http://omenjinnn66kyouko
作成日時：2016年8月7日 17時
