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−You Side−
その日の放課後、図書室にて。
偶然にしても私とあんずちゃん……2人の予定が合った為、早速企画書づくりに取り掛かっていた。
聞けば彼女は、このS1の為に色んな人の意見を参考にしたそうな。
新しいユニットがある程度不利にならないシステムや、今の季節の年中行事に沿ったイベントの内容など。
やりがいを感じているように、楽しげとPCを打つ彼女の姿を見て、こちらまで微笑ましくなる。
「……とりあえずは書き終わりました。印刷の前に、A先輩に確認してもらえると嬉しいです」
『うん。じゃあちょっとPC借りるね』
＿＿＿＿
自分が目を通したところ、あんずちゃんの企画書はばっちり。早速印刷をして纏めて、今すぐにでも提出できるような状態まで完了した。
「よしっ！ それじゃあ提出しに行きましょう、A先輩も！」
『……私も行くの？』
ぐいっと私の腕を引っ張ってくるあんずちゃん。当然じゃないですか、とでも言いたげな顔だ。
「……天祥院先輩に会えるんですよ？」
『行きます行きます』
英智くんは、彼女には1人で企画を練って欲しかっただろうに、私が関わって良かったのかと思う。既に今更感は満載だが。
とは言っても企画を考えたのは彼女自身で、自分は企画書の書き方を教えただけなのだから別に問題ないか、と自己解決で終わった。
あんずちゃんが軽く扉をノックすると、英智くんの「はい」という声が聞こえる。
彼女は企画書が無事通るか不安で緊張しているかと思うが、私は別の意味で心臓バックバクだ。
「おや、あんずちゃん……と、Aちゃんも」
変わらない天使のような笑みで出迎えてくれた英智くん。この時間、生徒会は役員揃って仕事をこなしていると思ったが、実際いるのは敬人と英智くんの2人で。
「今度のS1の企画書、提出しにきました！」
「あぁ、待っていたよ」
英智くんは企画書を受け取ると、ぱらぱらと1枚ずつ捲って内容を確認する。敬人も英智くんの後ろに控え、横目で見ているようだ。
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ひなたりん(プロフ) - 紫水さん» お久しぶりですね！この作品面白くて大好きです！反応集の更新頑張ります(｀・ω・´) (2020年7月26日 10時) (
レス) id: 0e1418e0b0 (このIDを非表示/違反報告)
紫水(プロフ) - ひなたりんさん» ひなたりん様！お久しぶりです〜！！ﾍﾟｺﾘ((･ω･)_ _)) 明日中には続編公開予定なので、是非楽しみに待っていてください〜！！ こちらも、反応集の更新楽しみにしていますね´`* (2020年7月25日 23時) (レス) id: 0c629b66c9 (このIDを非表示/違反報告)
ひなたりん(プロフ) - ぞ、続編！？楽しみに待ってますね！紫水様ほんと好きです← (2020年7月25日 23時) (レス) id: 0e1418e0b0 (このIDを非表示/違反報告)
紫水(プロフ) - 烏賊さん» 返信が遅くなってしまいすみません！コメントありがとうございます！！英智くんの可愛さが、きちんと読者さんに伝われているようならとっても嬉しいです…！！ (2020年7月6日 22時) (レス) id: 0c629b66c9 (このIDを非表示/違反報告)
烏賊(プロフ) - 英智くんめっちゃ可愛いな... (2020年6月30日 20時) (レス) id: 407f6d7981 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫水 | 作成日時：2020年5月20日 14時
