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「君ってほんとブスキャラだよねー、全然萌えねーわ!」

「少しは女性らしくお淑やかに振る舞ってはどうですか?まあ、今更かもしれませんが」

「妹ちゃんならともかく、君に俺の有り難い説法を説くのはちょっと…」

「太った?あ、ごめん元からか」

「オメー生まれてくる性別間違えたんじゃねーか?」

幼馴染の兄弟達から雑な扱いを受ける少女。

「しょうがないじゃん。アンタより姉さんの方が可愛いしからかい甲斐があるんだもん」

さらには彼氏からの扱いもこのざまである。

彼らの暴言に傷付いた少女の心は、その明るい笑顔とは裏腹に段々と暗くなっていった。
もう限界だ…。


そんな彼女に、12人のラッパー達が現れ手を差し伸べる。

「辛い時は言えよ?俺達はいつでもお前の味方だからな!」

「よォ、うちでメシ食ってけよ。合歓もお前が来るの喜ぶだろうしな…まあ、俺様も」

「僕がデザインした服着て、今度僕とデートしようよ♡」

「君はとても素敵な子だよ。私はいつも君の笑顔に励まされているんだ」



これは、雑愛する幼馴染の兄弟達を捨て、自分を大切にしてくれるラッパー達を選んだ少女の話──。


夢主の名前は固定です。執筆状態:連載中




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作者名:水雲 | 作成日時:2021年1月2日 19時

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