人を見た目で判断しないでほしいな！？２ 【文スト】

ほんの少しの番外編　にっ！ ページ29

―――前回、というか昨日はマフィアから無事太宰さんと脱出した



だがしかし！




ポートマフィアと学校を比べたら学校の方がある意味危ないかも←




正直、マフィアより怖いものが存在したんだなと改めて感心する、




だって...ポートマフィアと探偵社員が一緒にいるところを見られたら一貫の終わりだよ？←




私の身が危ない、そしておじちゃんに何といえばいいのか判らん




絶対死亡フラグ確定だ←この時点でフラグが立っている




現在は玄関前...やっと地獄が終わった




「あさの〜いこー」



『うん』



まぁいいや、久しぶりに友人にも会えたことだし




そういえばさっきから校門前がうるさいな...なんだろ、女子がめっちゃ固まっている




「そういえばさっきあそこにすっごいイケメンがいるんだって」



『イケメン？』



「そうそう、六時間目にはもういたんだって」



『へぇ...誰かのお兄ちゃんとかじゃない？』



「だといいんだけどね、ってほら、あそこ」




キャーキャーと叫ぶ女子の中心に誰かいる、嗚呼、あの人か




「私も授業中に遠目で見たんだけどね、意外と身長が低かった」




『おい、失礼だぞ』




苦笑いで注意するが、身長が低いって...中也さんじゃあるまいし←




「ねぇねぇ、見に行ってみない？」




歩きながら喋る彼女、私は別にいいかと思い、女子が集まっているところを目指す




「さーてさて...一体どんな人...って


あれって...あさのの彼氏じゃない！？」





『あー、かれｓ...ちょっとまて』




彼氏って何だよ、彼氏作った記憶がないぞ、その前に粉砕しているぞそいつ←




「あー、済まねぇちょっと今他の奴待ってるからよ」




なんかすっげぇイケボなんだけど...あれれー？




どっかで聞いたぞ、マフィアとか道端とか私の家で聞いたぞ←




しかも何か私の危機察知能力が「近づくな」っておっしゃっているので！！




『...わ、私先に行くね...』



「わ、ちょ、あさの！！！」




そんな大声で私の名前を呼ばないでぇぇぇぇぇぇ！！！




「？...」チラッ




ほらぁぁぁぁ！！何か反応したァァァ！！←落ち着け




しかも何かイケメン(？)さんが近づいてくるよ！？だって高そうな靴の足音聞こえるもん！！←




嗚呼、父上母上姉ちゃん...今日こそは私の命日です←




そういえば敦さんと鏡花さんどうなったんだろうか...




お二人とも、元気でね私は先に逝ってくるｙ((「おい」




『あー...はい』




恐る恐る振り向くと―――




『Oh...』




ポートマフィア幹部、中原さんが居ました

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