人を見た目で判断しないでほしいな！？２ 【文スト】

ほんの少しの番外編　いちっ！ ページ28

久しぶりに学校へと足を運ぶ


何時ぶりだろうか


私はガラガラとドアを開けて、教室へと入った


何時ものように大人しく...普通に





『おはｙ((「あさのぉぉぉぉぉぉぉぉぉ！！！」ぎゃぁぁぁ！！！』←





あれ？なんかデジャヴ←




じゃなくて...いきなり何なの！




「Aっ！アンタ彼氏がいたのね！」




『......ちょっと待てぶっ飛び過ぎて話ついてけねぇわ』←




彼氏？嫌なんの事？




一体誰だよそんなデマ流した...ちょっと待て、なんだか予想がついたわ(鈴)←




『ちょっと待ってて、主犯ヌッ殺しに行くわ』←


「A、お前が何考えてんのか大体予想着いたわ、とりあえず落ち着け」




他の男子生徒に制止させられ、私はヌッ殺しに行きたいのに行けない←先ず行くな




『はぁ...一体何のこと？私に彼氏なんていないし...』


「え、おかしいなぁ、此間Aと一緒にベンチに座ってた人彼氏じゃないの〜？」




え...？ベンチ...？彼氏...？




「あぁ、それ俺も見たぜ、西洋の帽子被っててイケメンで、橙色の髪で...」




橙色...？帽子...？




...真逆...その人って...




「その時俺もいて、俺地獄耳で聞こえてたんだけどな、確か...なかはら...ちゅーや？だったっけかな？名前」




『ちゅーや...？』




か...




完全にポートマフィア五大幹部中原中也さんじゃあないですかァァァァァ！！！←




終わる、ヤバイ私が終わってしまう！！！命日になる！！！




私は必死に自分の頭の中で考えた。




『もし彼がポートマフィアだとバレそしたら私は完璧にこいつらに探偵社ということがバレる、そしたら質問どころじゃねぇ、尋問だぜどうするか、先ず彼氏と云った方が何となく私にも良い気がするがしかしそんなことやったら中也さんが可哀そうだ、ただでさえ身長がちっちゃいのに、ますます可哀そうだ、よし、あさのA、一旦落ち着くんだ私ならできる、そうさできる、何せ私は異能力者なのだから、そうさ乱歩さん並みの頭さえあればこんなの一瞬で誤魔化せられ...ってそんな知能私にはないからどうすればいいんだ？このままいっそ暗殺は...駄目だ探偵社員クビだ、その前に探偵社のことがバレたら私は終わるだから...ブツブツ...』←




「...どうしたんだろうね？」

「さぁ？疲れてるんじゃない？」

「ところであの背のちっちゃいイケメンって彼氏？」

「おい、彼氏さんが可哀そうだぞ」

「まぁいいじゃん、あの男の人はあさのの彼氏ってことで」




この時私と中也さんが恋人設定になってしまったことはクラス全員しか知らない。

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