『 My time 』6【松風天馬】

時240 ページ2

マイ「っ！？」

天「何が起きてるんだ…‼」

当然ザナークは、黒い光に包まれ始めた。

一体何が…！！？

孔「あの者の力が暴走しているのです。」

劉「暴走？」

孔「ここにいては危険です。早く逃げるのです！」

マイ「でもっ！試合はまだ……‼」

孔「あれはただの暴走した破壊するだけの力。
もはやこれは、試合ですらありません。

それでもまだ、戦い続けますか？」

全「「「っ！」」」

孔明さんの言葉により、皆の意思が変わる。

劉「孔明の言う通りだ！皆、ここは逃げるぞ‼‼」


ザ「うわああああああああぁぁぁぁぁ‼‼‼‼」

「まずい…！」

ザナークドメイン達は、ザナークを置いて逃げ出す。

ザ「ああああああああああぁぁぁぁぁぁぁ‼‼‼‼」

私達が外に出ると同時に、
試合場だった場所は大爆発が起きた。


A「危なかった……。」

錦「孔明さんの言う通り、
たまには逃げることも必要だってことかのぉ…。」

皆がほっとため息をついていると、
劉備さんは孔明さんに向き直った。

劉「礼を言うぞ。
やっとお前と分かち合うことができるな！

…何度も訪ねに行ってすまなかった！
だが、民の平和のためにはお前の力が必要なのだ！
わしと共に戦ってくれ‼孔明‼‼」

孔「いいでしょう…」

劉「そうか、ダメか……え？いいのか？」

孔「そう言いましたが？」

劉「本当か！？本当にわしらと…」

孔「ただし…1つだけ条件があります。
私を部下ではなく…パートナーとすること。」

劉「パー…トナー？」

孔「同じ目的のために思ったことを言い会える…
対等であり、なくてはならない存在……。

そう、水と魚のような。」

関「兄者と対等だと！？」

劉「いいだろう！かまわん‼
共に戦ってくれるのならな‼」

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