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北山side
.
〈みつ何食べるー〉
〈俺はこれかな〉
〈いや、こっちも美味しそう〉
「…」
〈…みつ、〉
ねぇ玉…俺は…玉を愛してる
そうだよね…
〈…泣かないでよ〉
「涙が止まらないんだ…っ」
藤ヶ谷のこと考えると
涙が溢れて止まらなくなる
「ねぇ、どうして…っ」
〈……みつ、〉
「ねぇ玉っ」
〈ごめん、俺嘘ついた…〉
「…嘘、?」
〈付き合ってたのは、俺じゃない〉
玉じゃ、ない…?
〈…俺はみつが好きだった…〉
「…っ」
〈みつ…〉
玉から伸びてきた手
「…違…っ」
その手を反射的に弾いてしまった
「ご、めん…」
〈…がやだよ。〉
「…え?」
〈みつが好きなのは、忘れられないくらい愛しているのは、がやだよ!〉
藤ヶ谷…が?
「…っ」
うそ、、だってあいつ…俺に…
〈なんで忘れてんの…〉
「…俺はっ」
〈…これ、がやの家の住所〉
「…っ」
〈行って確かめな〉
確かめる…?
もし、分からなかったら…?
でも、俺今…藤ヶ谷に
会いたい
〈みつ…!〉
「…なにっ」
〈みつ、好き!〉
「玉…」
〈じゃあね!〉
…ありがとう、玉
.
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作者名:ももみつ | 作成日時:2019年10月12日 9時