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北山side
.
藤ヶ谷もお風呂からあがって
もう、寝ようかってところ
『おいで』
「お、お邪魔…します/////」
『なにそれ笑』
藤ヶ谷の狭いベッドに入り込むと
『北山来て…』
後ろからふんわり包まれて
毛布なんていらないくらい温かい
『ずっと…こうしてていい?』
「…ん/////」
ちゃんと確認してくれるのが
俺を凄く大切にしてくれてるみたいで
恥ずかしくて、嬉しかった
「…ねぇ藤ヶ谷、もし明日目を覚まして…」
藤ヶ谷のこと、忘れてしまっていたら
どうしよう…
「俺…眠ってしまうのがすごく怖い…」
『…忘れないよ』
『忘れさせない…』
「藤ヶ谷…」
もっと…
「もっと…強く抱いて」
もっと…もっと、藤ヶ谷を感じていたい
『北山…明日は何しようか』
「…明日は、買い物に行こう?」
『うん、じゃあ明後日は』
「カラオケ、とか行ってみたいな」
『その次の日は』
「映画見て、ポップコーン一緒に食べたい」
来るのかも分からない未来の話
「大丈夫だよね」
「…ちゃんと覚えてるよね」
『大丈夫』
「うん…で、さ/////」
『ん?』
「さっきから俺のおしりに何か…/////」
『あぁ…しょうがない、自然現象だから』
「…///////」
『どうしてくれる?』
「…っ、寝る!!/////」
『おやすみ…北山』
「おやすみ/////」
大丈夫、きっと覚えてる
忘れるわけない
俺の腰に回してくれた藤ヶ谷の手を
ぎゅっと握った
忘れないよね…
.
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作者名:ももみつ | 作成日時:2019年10月12日 9時