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Aside
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｢みっくんありがとう｣
北｢はい、どういたしまして｣
3人で飲んで話して、大分遅い時間になってしまって
そろそろ切り上げようかって
楽しかった時間ももうお開き
藤｢ありがとな。北山、お邪魔しました〜｣
北｢もう来んな〜｣
藤｢また来るわ〜｣
｢みっくんまたね〜｣
藤ヶ谷先輩とみっくんの部屋を後にする
部屋までの距離わずか1m
｢先輩、今日は付き合っていただいて…ありがとうございました｣
藤｢いや…俺の方こそありがとう｣
藤｢なんか元気出たよ｣
藤ヶ谷先輩が、笑ってくれた
｢お役に立てて…光栄です/////｣
藤｢何それ笑｣
｢先輩｣
話しかけると、ん？って可愛く首を傾げる先輩
私がさっき先輩に感じた
少しの不安
なんだか、今にも消えてしまうんじゃないかって
先輩の横顔があまりに儚げで
私まで、苦しくなった
私…先輩の力になりたいんです
そんなこと望んでいないかもしれないけど
｢私に、力になれる事があったら言ってください｣
藤｢Aちゃん…ありがとね｣
藤ヶ谷先輩の手が
私の頭に触れた
その手はみっくんとは違って、冷たかった
藤｢そうだね〜、その時はまた飲みに連れてってもらおうかな〜｣
｢…はい！いつでも大丈夫です！｣
藤｢頼もしいね〜笑｣
じゃあまた明日って、おやすみ
って言う藤ヶ谷先輩はやっぱり…
私の先輩で
｢おやすみなさい｣
きっと先輩は
私に弱音なんて言ってくれないんだろうなって…
だって私は先輩の
後輩だから
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作者名：ももみつ | 作成日時：2019年8月23日 10時
