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Aside
.
柚｢…｣
｢…｣
2人して無言で、
とりあえず、自分の思うままにレイアウトをしてみる
｢｢出来たっ｣｣
2人揃って、完成して
柚ちゃんも？って、Aも？って
それから、パソコンのデータを印刷した
柚｢じゃあせーので見せ合お｣
｢おっけい｣
柚｢せーのっ｣
柚ちゃんの合図で、机にレイアウトの用紙を置く
｢お〜っ、柚ちゃん凄い…！｣
柚｢Aの凄い！なんか、可愛い感じ｣
｢柚ちゃんはポップっぽいね｣
でも、
私と柚ちゃん個性は違うけど
｢これとか、あとこれも…笑｣
柚｢ほんとだ笑｣
考えてることは一緒みたいで
藤｢どう？順調？｣
｢先輩…！今、丁度レイアウトの案が出来たとこです｣
藤｢どれ？｣
｢…どう、ですか？｣
藤｢うん、二人とも凄くいいと思う。結城とはまた違った感じで…うん、いいんじゃないかな｣
結城先輩のは
どちらかというと、凄く大人っぽくて
一目見ただけで、素敵って…思えるもので
｢素敵って…思いますか？｣
｢えっ、あ！ごめんなさい私っ変な事を…｣
藤｢うん、素敵だと思うよ｣
嬉しかった
藤ヶ谷先輩に、そう言って貰えて
ただ、単純に
藤｢完成楽しみにしてる｣
柚｢待ってて下さい〜！｣
｢ありがとうございますっ｣
よしっ、頑張ろう
柚｢A｣
｢んー？｣
柚｢本当、好きだよね。藤ヶ谷先輩のこと｣
｢……えっ！？柚ちゃんなんでっ？｣
柚ちゃんは、驚く私を見て
あははって笑った
柚｢だってA、分かりやすいんだもん｣
｢嘘…そんなに？｣
柚｢うん笑なんで先輩は気づかないんだろう…それとも本当は…｣
｢えぇえっ怖いこと言わないでよ…っ｣
ほらやるよって、
柚ちゃんが案に目を向けた
私…そんなに、分かりやすいのかな
どうしよう、先輩にもし…
気づかれてしまっていたとしたら
柚｢A〜、今はこっち。後で話聞いてあげるから笑｣
｢柚ちゃん〜っ｣
.
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作者名：ももみつ | 作成日時：2019年8月23日 10時
