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楽しい夏の一時 ページ10

『あれ?なると美和とヒロシは?』
「あれー?さっきまでいたんだけどね」



勝手にどこに行ったんだろう
なるが一人じゃないならいいけど....



「んっ....」
『あ、起きた?』
「A姉、なるたちのあそこにいる」



ひなの指差した先にヒロシたちの姿があった
どうやら、飛び込みをしているようだった




「な、なにやってるんだよ!あいつら」
『もしかして、なるも飛び込むの?』
「はあぁぁ!?」



清は止めろと叫ぶが、距離が遠くて聞こえてない
なる達の方へ駆け出していった



が、途中で滑って本日3回目....


なるは無事で、むしろ飛び込みを楽しんでた




帰り道
3人には清の拳骨が....

清は怒っているのか不貞腐れているのか、美和達が謝って声をかけても無視して帰宅する道の先頭を歩く




『清。大人げないよ』
「......この島に来る前はAや自分のことだけ考えてれば良かったに.......こんなに他の人のこと心配したのは始めてなんだよ!危ないことするな!」



清がこんな感情を面に出すことなんてないのに。ほんとにここの人たちが大切になったんだね

涙眼になって怒る清の姿に「ごめんね!もうしない」とみんな抱きつく



「よそんもんが、いつの間にか馴染んだな」
『ヒロシもおいでよ』
「いや、俺に求めるなよ!」
「ちっ」



みんな、はぁーっとタメ息をつく
タマは何故か舌打ちまでしていた




清、この島に来てからすごく変わったな...
なにがそうさせているのか、凄く分かる気がする



『なる、清の面倒見てくれてありがとうね』
「なんで俺がなんだよ!逆だろうが」
『どうだか』




帰った後はまた庭で水遊びをして、木戸夫妻がスイカを持ってきてくれたので皆で食べ

その後は皆遊び疲れたのか、寝ていた


『お疲れさま』


皆にタオルケットをかけてもいってあげる


清も縁側の橋に座ってうとうとしている
その隣に座り、寄りかかる


今日は久々に楽しかった
眠りに入るのは簡単で、すぐに眠気に負けてしまう

恋ばな→←波の音を聞きながら



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ヒデ - オリジナルフラグ、ちゃんと外して下さい。違反です。ルールをちゃんと理解の上作品を作って下さい。 (2019年2月13日 5時) (レス) id: f4ac4daed2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひがっ | 作成日時:2019年2月13日 2時

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