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見てよ ページ7

あっとゆう間に日付に変わっていて、お風呂に入っている間に清が布団を敷いてくれていた


『お風呂ありがとう。あれ、布団一枚だけ?』
「独り暮らしなんだから自分の分しかないよ。俺は隣の部屋で寝るからAはここで寝ろよ?」
『そんなの悪いよ!一緒に...』
「もう、子供じゃないんだぞ!成人した男女が一緒にいるのはおかしいだろ。もっと自分を大切にしろよ」
『してるよ!清にそんなこと言われたくない!一緒にいたいから居る!会いたいから来た!なにがいけないの』



清が自分のことを大切に思ってくれていることぐらい分かっている



「警戒心ぐらいもてよ。俺だって男なんだぞ」
『清だから.....』



言葉につまる...



『清は、一度でも私を女として見てくれてたことあるの?』
「ずっと見てきたよ...」




蚊の鳴くような声で呟いた声はAの耳には聞こえなかった





「寝るぞ」




腕を引かれて、布団まで誘導され、布団にすとんっと座らせられる




『今日...会えて嬉しかった。東京にいたころも中々会えなかったし』
「うん」
『これからも、清の隣にいたい』
「うん」
『本当はこの前出した作品が大賞じゃなかったって鷹から聞いて落ち込んでると思ってた...
うじうじしてるんだろうって思って心配で』
「う....うん」



小さい時から清はお兄ちゃんのように、いつも泣いてても優しく頭を撫でて最後まで話を聞いてくれる


『清が私のこと大切にしてくれているって分かってるよ』
「当たり前だろ」



ぎゅっと抱き締めてくれる
私の手も自然と清の背中に周りぎゅっと抱き返す


いつの間にか大きくたくましい男性になってて、やっぱり昔とは違うんだなって思う







「少しは俺の気持ちも考えろよな。手出したら幼馴染みじゃいられなくなるだろ」


いつの間にか腕の中で寝てしまったAを起こさないよに布団に寝かせる

はぁっ。とため息をつくとごろんっと布団の横に転がった




「意識してるって気づかれたら終わりだよな..」





今が夏で良かった
そう思いながら眠りにつく



遠いのは君の心までの距離

海だ→←心地い空間



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ヒデ - オリジナルフラグ、ちゃんと外して下さい。違反です。ルールをちゃんと理解の上作品を作って下さい。 (2019年2月13日 5時) (レス) id: f4ac4daed2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ひがっ | 作成日時:2019年2月13日 2時

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