海だ ページ8
「先生ー。頼みがあるんだ!あ、Aさんだねよろしく。」
『よろしくお願いします...』
「郷長どうしたんです」
やって来た男性はヒロシの父親で、この家の大屋さんらしい
布団が欲しいとお願いすると、本当に持ってきてくれた
「それがね、小学一年生グループで海に行くらしいんだよ。美和とタマが一緒に行くらしいから監視役頼める?」
『海!?行きたい!』
「わー..面倒くさいことになりそうだ」
清いわく、中学生の二人はやんちゃらしく子供たちはすぐまねをするから手に終えなくなるらしい
「そういえば、Aは水着あるのか?俺、もってないや...」
『島に行くなら海に行くだろうと思ってもってきたよ』
「まじか!?」
当日。
短パンTシャツでいいなかー。っとタンスから引っ張り出して適当に選ぶ
「早くーー!」
なるが浮き輪を持って急かす
「A?準備出来たのか?」
『うん。水着も着てるよ!ほら』
白のTシャツを捲って下に着ているビキニを見せる
「A姉の水着は可愛かねー!なぁ、先生」
「////////み、見せるな!」
清は顔を真っ赤にしてAの頭を叩く
外に出ると、体操着の中学生組と小学生がいた
ケンタとひなと挨拶をすると、ひなが泣き出した
なるゆわく、嬉し泣きらしい←
「さぁ、行こう!」
「まだ、ヒロシが来てな.....」
清がいいかけた処でヒロシがす潜りの格好で出てきた
あえて突っ込まないであげよう....
『さぁ、行こう!海〜』
「「いえーーーぃ」」
「ここ、磯じゃん。ビーチじゃないのかよ」
「砂場なんて子供の遊び場だよ」
「だからだよ」
清は足場の悪い岩場を、慎重に...
その横でひょいひよいと、余裕に進むA
「なんで慣れてるんだよ」
『あ、私?おじいちゃん家が熊本だからよく海に遊びに行ってたんだ』
「そうつたい。だけん、先生と違ってうちらの話も通じるったいね」
『うん。ちょっとだけ言葉違うけど同じ九州だからにてるからね』
美和と話してると、後ろからゴツンと大きな音がひびく
「あーあ。誰もが通る道だけんしょんなか」
『日焼けしないように、パーソルを立てとくね』
パーソルを立てて、保冷剤を保冷箱から取り出してたんこぶを冷やしてやる
『なにやってるの...』
監視役が伸びちゃったら、誰が悪ガキどもを見とくんだよ
子供たちは楽しそうに、一思いに海を楽しむ
『綺麗だね。時間がゆっくり流れているみたい』
都会にははないゆっくりとした時間が流れる
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ヒデ - オリジナルフラグ、ちゃんと外して下さい。違反です。ルールをちゃんと理解の上作品を作って下さい。 (2019年2月13日 5時) (レス) id: f4ac4daed2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ひがっ | 作成日時:2019年2月13日 2時