好きになってよ。２【ダイヤのＡ】

頑張れ ページ1

倉持side



放課後、廊下を歩いているとAと会った。



あ「洋一くん……！」



倉「よう！A！」



その時のAの表情はなにかいつもと違った。



あ「洋一くん、あのね……私、一也に気持ち言うことにした……！」



倉「そうか。頑張ってな。」



俺にはこのくらいしか言えなかった。



でも……



倉「A！俺は、お前が御幸を好きなのは知ってる。」



Aを困らせないように続けた。



倉「でも、俺はそんなーAが好きになった。」



あ「洋一くん……」



倉「Aを困らすつもりはねえ。ただ、俺は自分の気持ちを伝えたかっただけだからな！」



俺はニッと笑った。



あ「ありがとう…！」



倉「ヒャハハ！だからお前も頑張れよ？」



あ「…うん。一也には、屋上で待ってるって手紙書いたんだ…！」



倉「応援してる。まじで頑張れ！」




そう言ってAは屋上へと走って行った。









……頑張れ

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