珈琲はいかが?【三間さんside】 ページ3
三間さんとAさんは同僚で
三間さんが先輩 Aさんが後輩です
『先輩,良ければ珈琲どうぞ』
笑顔で僕に珈琲を差し出している彼女はA
今年から一緒に働く事になった_所謂”後輩“だ
仕事も出来るしかなり仲の良い方だと思う
まあ最も…
最近は忙しくてあまりゆっくり話せた物ではないが…
言ったそばからもうすぐ会議の予定が入っている
〜二日後〜
(やっと仕事が終わった…)
四季先輩「三間〜調子どう?」
「あ…先輩」
先輩「なんかお前最近疲れてるだろ」
「…そう、ですかね?」
(言われてみれば確かに…思い当たる節が割とある)
先輩「頑張るのも良いけどしっかり休めよ〜」
(先輩…もしかして心配してくれていたのか)
そういえば最近あまり休めてないし…
とりあえず仮眠しておこう
そう考えた少し後 背後からの声に振り向いた
『三間せんぱ〜い!!ちょっと待ってください』
「どうしたの?」
『あの、最近お疲れのように見えたので、
良ければ珈琲でも飲んで一息ついてください』
そういってこの前と同じ様に笑顔で珈琲を差し出す彼女
「…!ありがとう」
この出来事でさっきまでの仕事の疲れが
軽くなった様に感じる…そんなはずはないのに
気づかないうちに彼女から元気を貰っているのかもな…
今度きちんと感謝を伝えよう
気付かぬ間に三間さんの疲れた心を
癒しているAさん
『珈琲いかが?』それはまるでおまじないのような言葉
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作者名:藍 | 作成日時:2022年11月22日 4時