君が作ってくれたなら【蒼真くん】 ページ4
2人は付き合っています
Aさんが蒼真くんの家に遊びに来た感じ
夢主side
『お邪魔しまーす』
「どうぞ〜 今日は兄貴遅くなる
みたいだからゆっくりしてってね」
『はーい!!』
しっかり整頓された部屋を見て
蒼真くんは家庭的だな〜なんて思いながら
でも私も負けてられない…!!
そう思い買い物バッグを取り出す
『あ、そういえばお昼ご飯の材料買って来たから
キッチン借りても良いかな?』
「え ご飯作ってくれるの?
凄い有難いんだけど…何か手伝うことある?」
『いーよいーよ、蒼真くんはゆっくりしてて!!』
そういって私はご飯の準備に取り掛かる
今日はオムライスを作る予定〜!
蒼真くん最近忙しそうだったし…
少しでも喜んでくれたらいいな…とか
しばらくして
・・・失敗したぁぁぁあ!!!!
いや私が料理下手なのは知ってたけども
まあこれはひどい…卵が散らばっているのが特に、、
だけど、もう一回作り直せる材料はない
本当は嫌だけど一応蒼真くんに持っていくか…
『あのね、蒼真くん ごめん…失敗しちゃって…』
差し出した皿の上には不恰好なオムライス
不器用な自分に嫌気がさす
本当はもっと上手に作って喜んでもらいたかったなぁ
なんて 後悔が目に滲む
そのとき
「え、なんで?めちゃくちゃ美味しそうじゃん!」
なんて 彼の嬉しそうな声が聞こえた
「Aちゃん流石だね!食べるのが勿体ないくらい」
そうだ…蒼真くんは私が落ち込んだ時は
いつだって励ましてくれる
あなたの言葉に何度救われただろう__
ほっとしたせいか 目から大粒の涙が溢れる
「ええ…っどうしたの!?大丈夫?」
『ふふっ…ごめん いつもありがとね、大好き』
「え、へへっ…いきなりどうしたの」
私が急にこんなことを言ったせいで彼は少し驚いている
__不器用な私だけどこれからもよろしくね
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作者名:藍 | 作成日時:2022年11月22日 4時