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秋
一緒に美術の授業で互いの顔をデッサンする時真っ先に僕とペアになってくれて
友達と思われる人がそれを見て
「そんな女みたいな奴と関わるのやめなよ」
って言われた時、泣きそうだったけど
『私がしたいだけ、○○ちゃんに言われる理由なんて一つもないよ!』
って言い返してくれて、悲しく無いのに泣きそうだった
それにこんな僕を友達と思われて嬉しかった、けれど友達以上になりたかった
そして席に座る、上手く描けるかな.....なんて思っていると
『うーん......』
なんて、僕の顔をじっと見られて恥ずかしかった
「終わりです、見せ合ってください」
集中している間に先生の声が教室内に響き渡る
僕の目の前には君の顔を見て描いたはずの絵があった
そして君の描いた絵はお世辞にも上手いとは言えなくて
二人で
『似てないね、とても』
なんて苦笑して、しばらくの間休み時間中僕の顔の練習をして似てないな〜って笑い合ったこと
それが凄く言葉で表せない位心で喜んでいたこと、知ってる?
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作者名:ユザメ。 | 作成日時:2018年2月7日 16時