7話 人の両親の死因とか聞くか!?【作哉】 ページ8
ひとまずポアロにはいってお茶にすることにした。私が頼んだのは紅茶だよ。オレンジジュース好きだけど、安室さん来たとき子供っぽいとか思われたくないし。
それに引き替え、コナン君は珈琲。
大人だね。
「で?綾さんの両親は何でなくなったの?」
「そこ来る!?まず、安室さんの話しようよー」
このこの〜と私はコナン君の頬をつついた。コナン君は「やめてよ」と、手を払う。可愛くないな。
というかそもそも、人の親の死因とか聞く?こいつ、小学生だよ。
「じゃあ、話したら、安室さんの話していい?」
「いいよ」
私はその後、内心ガッツポーズをかまし、ゆっくり両親の話をした。
私達、まあクソ兄貴も含めて家族は四人。お父さんとお母さんは公安警察であまり家に帰ってこなかった。でも、週末とかよく遊園地に連れて行ってくれた。
観覧者を四人で乗ったり、イルカショーを見たり。
でも、中学校の卒業式が近くなってきたある日、お父さん達は殺された。
帰りが遅くなり、暗い通学路を一人で歩いていた私。その時、路地裏で一発の銃声が聞こえた。怖くなったが、好奇心からかその場に私は走っていった。
するとそこには、姿形が変わった両親の姿が―――
思わず悲鳴を上げそうになったが、そこには両親を殺したとみるはん人の姿があった。恐怖で足がすくみその場で倒れる。
はんにんは銀髪ロン毛と、ゴリラのようながたいの男、二人。銀髪ロン毛が手に拳銃を持っていたから、撃ったのはそいつだと言うことが分かった。
そして、その後誰かに電話していた。
「そっちも、早く片付けろ。バーボン」
そう聞こえた。確かに。
その後、男二人は去って行った。私は二人が去った後、お父さん達を必死に起こそうとしたが無駄で、救急車とクソ兄貴を呼んだが手遅れだったことを覚えている。
「うーん。だからね、手がかりは黒い服と、バーボン……かな。でー安室さんの話を聞いてくれないかな?」
「……あ、うん。いいよ」
あ?そのまはなんだよ。
コナン君は一旦フリーズしたがすぐに平然とした顔でいいよ。といった。よし、今から安室さんのこと語るぞ!
「コナン君。その前にね、安室さんってどういう人がタイプだと思う?」
「そんなの、僕知らないよ!?」
8話 尾行は通じないってのがオチ【蔵人】→←6話 ポアロに行っていたのは小学生【作哉】
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