夢の扉が開いたようです

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旅行3日目




少し早めに空港に行き、空港の中で買い物をしたりと楽しむことにした




「空港だけでこんなに楽しめるって凄すぎ！お土産も買えたし満足〜！」




『思ったよりお土産買っちゃったねぇ。重い…』




2人ともキャリーケースとお土産の袋で手が埋まっていた




『どこか座る？』




「うーん…どうしよっか〜？」




座れるようなとこがないかと探していた時、また聞き覚えのある声が聞こえた




「Aちゃん？」




変装なのか、サングラスと帽子をかぶっていたが声ですぐにわかった




『てつやさん？』




その近くにとしみつとりょうがいた




「なになに、知り合い？」




りょうがひょこっとてつやの後ろから顔を出す





「あ…Aちゃん…！」




としみつも手を振ってくれた




『こんにちは！』




「今日帰るの？」




『はい。まだ時間あるんで買い物してたんです』




まさかこんな所で会えるなんて…




「もしかして、オレンジの髪の企画で会った子？」




りょうが私の髪を見てそう言った




『そうなんです』




「誰選んだと思う？」




「え〜、そうだなぁ…でもこんだけてつやがニコニコしてるってことは〜、てつやかな！」




「…と、思うでしょ〜？違ったんだよね、それが」




「え、そうなの！？誰！？」




りょうは目をキラキラさせながら私に聞く




『あ…としみつさん…です』




私はとしみつの方に手を向けてそう言った




「そうなんだ〜、てつや残念だったねぇ」




りょうは笑いながらてつやをつつく




「なんでとしみつなの？」




『え…？』




てつやからのいきなりの質問にたじろぐ




「そんな、ストレートに聞く？」




『面白いですし、なんか真面目そうだなぁって』




「いやぁ〜、ありがたい！俺の魅力はやっぱり分かる人には分かるからねぇ」




笑いながら言うとしみつにが可愛すぎて、ニヤけそうになる




「こっちの子は？俺たちのこと知ってる？」




りょうが友人のまいに尋ねた




「あ、はい！YouTuberの中で一番好きです！めっちゃ見てます！」




「あ、そうなの？こないだ言ってくれたら良かったのに〜」




「ちなみに誰が好きとかある？」




「もちろん皆さん好きなんですけど、としみつさんが一番好きです！」




そう言って、私ととしみつの間に割り込んできた




「わっ…」




その時、バランスを崩し、重い荷物を持っていたせいか後ろに倒れそうになった

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