八十一話【過去編】 ページ46
〖NOside〗
死神1(くそっ!なんで大虚がこんなところに...!!)
肩から血を流し、朦朧とした意識の中で虚の攻撃を避ける。
だが、体がついていかず、派手に転んでしまった。
死神1「いってぇ...!!」
目の前に虚の刃が迫ってくる。
あぁ、もう終わったと諦めかけた...その時
?「縛道の八十一 『断空』」
目の前に大きく透明な壁が現れる。
そして見事に虚の刃を防いだ。ひびが入ることなく、完璧に。
?「君臨者よ 血肉の仮面・万象・羽搏き・ヒトの名を冠す者よ 蒼火の壁に双蓮を刻む 大火の淵を遠天にて待つ 破道の七十三 『双蓮蒼火墜』」
蒼火墜の上位版である双蓮蒼火墜を放ち、それを虚の仮面へと当てた。
驚いて斜め前を見ると、薄い紫色の髪をした少女が無表情で前をまっすぐ見ている。
そしてさらに驚いた。
護廷十三隊でも噂されている天才少女、鬼龍院 鈴。
まだ四年生にも関わらず、断空と七十番代の破道を完璧に使いこなしている。
絶対零度の天才__
そう言われている少女に、助けられた。
鈴「...外した」
死神1「え?」
前を見ると、仮面に少しひびが入った虚が立っている。
あれだけの威力の破道を受け止めたということだろう...
再び闘おうと立ち上がろうとしたが、足に力が入らずまた座り込んでしまう。
それを見てか、鈴は虚に向かって走り出した。
死神1「!! ま、待ってくれ。あぶ...な...」
危ないと言おうとしたが、目の前がかすんでいく。
最後に見たのは、自分が尊敬していた人物の姿と重なった鈴の後ろ姿だった。
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氷留痲 - RANAさん» 頑張ってください!!!(笑) (2017年3月21日 22時) (レス) id: 11c8cc3cad (このIDを非表示/違反報告)
RANA(プロフ) - 氷留痲さん» 面白いと言っていただき、光栄です。ありがとうございます!頑張ります(^^ゞ (2017年3月20日 23時) (レス) id: fcafb99727 (このIDを非表示/違反報告)
氷留痲 - この作品めっちゃ面白いです!!!!更新頑張ってください!! (2017年3月20日 5時) (レス) id: 11c8cc3cad (このIDを非表示/違反報告)
RANA(プロフ) - ゆーやんさん» 面白いといっていただき、このRANA嬉しさのあまり羽が(((ありがとうございます!! (2017年3月4日 18時) (レス) id: fcafb99727 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーやん - とても面白かったです、続きも楽しみにしています!! (2017年3月4日 12時) (レス) id: c7cb2bfc15 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RANA | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php?svd=seb
作成日時:2016年9月27日 20時