検索窓
今日:18 hit、昨日:4 hit、合計:49,395 hit

八十一話【過去編】 ページ46

〖NOside〗


死神1(くそっ!なんで大虚がこんなところに...!!)


肩から血を流し、朦朧とした意識の中で虚の攻撃を避ける。
だが、体がついていかず、派手に転んでしまった。


死神1「いってぇ...!!」


目の前に虚の刃が迫ってくる。
あぁ、もう終わったと諦めかけた...その時


?「縛道の八十一 『断空』」


目の前に大きく透明な壁が現れる。
そして見事に虚の刃を防いだ。ひびが入ることなく、完璧に。


?「君臨者よ 血肉の仮面・万象・羽搏き・ヒトの名を冠す者よ 蒼火の壁に双蓮を刻む 大火の淵を遠天にて待つ 破道の七十三 『双蓮蒼火墜』」


蒼火墜の上位版である双蓮蒼火墜を放ち、それを虚の仮面へと当てた。

驚いて斜め前を見ると、薄い紫色の髪をした少女が無表情で前をまっすぐ見ている。
そしてさらに驚いた。

護廷十三隊でも噂されている天才少女、鬼龍院 鈴。
まだ四年生にも関わらず、断空と七十番代の破道を完璧に使いこなしている。


絶対零度の天才__


そう言われている少女に、助けられた。


鈴「...外した」

死神1「え?」


前を見ると、仮面に少しひびが入った虚が立っている。
あれだけの威力の破道を受け止めたということだろう...

再び闘おうと立ち上がろうとしたが、足に力が入らずまた座り込んでしまう。
それを見てか、鈴は虚に向かって走り出した。


死神1「!! ま、待ってくれ。あぶ...な...」


危ないと言おうとしたが、目の前がかすんでいく。

最後に見たのは、自分が尊敬していた人物の姿と重なった鈴の後ろ姿だった。

八十二話【過去編】→←八十話【過去編】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.6/10 (25 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
73人がお気に入り
設定タグ:BLEACH , 日番谷冬獅郎
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

氷留痲 - RANAさん» 頑張ってください!!!(笑) (2017年3月21日 22時) (レス) id: 11c8cc3cad (このIDを非表示/違反報告)
RANA(プロフ) - 氷留痲さん» 面白いと言っていただき、光栄です。ありがとうございます!頑張ります(^^ゞ (2017年3月20日 23時) (レス) id: fcafb99727 (このIDを非表示/違反報告)
氷留痲 - この作品めっちゃ面白いです!!!!更新頑張ってください!! (2017年3月20日 5時) (レス) id: 11c8cc3cad (このIDを非表示/違反報告)
RANA(プロフ) - ゆーやんさん» 面白いといっていただき、このRANA嬉しさのあまり羽が(((ありがとうございます!! (2017年3月4日 18時) (レス) id: fcafb99727 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーやん - とても面白かったです、続きも楽しみにしています!! (2017年3月4日 12時) (レス) id: c7cb2bfc15 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:RANA | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php?svd=seb  
作成日時:2016年9月27日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。